名前 |
野馬除土手 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
松戸市の解説板が宅地の角に立っていて、そのフェンスの中に野馬除土手が残っています。徳川幕府は軍用馬の養育を主な目的に下総牧を造営し、野馬と呼ばれる半野生馬の放牧を行っていました。下総牧は東の佐倉牧と西の小金牧に大別されます。野馬(除)土手は牧から野馬が村へ侵入しないように築かれた土手のことです。こちらの野馬除土手は小金牧で最も広かった中野牧(松戸〜鎌ヶ谷周辺)のものです。明治になり幕府の崩壊とともに下総牧も廃止され、各地で新田開発が始まりました。こちらの土手はとても短いものですが、残して下さった地権者の方に意気を感じます。