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祠はほこらと読みます。場所は「古多摩川」の北縁で急坂の中腹にあります。私も一度現地を訪れたことが有ります。元々は春日大明神が祀られていましたが明治44年に上藤沢の神明神社に合祀されました。近くには橋本家（屋号は内出、大字上藤沢字橋本と言う地番も現存し大地主だつたことがうかがえる）が有り先代の当主から以下のようなことを聞きました「当家は藤沢に最初に移り住んだ一族です。当家の四方には神社やお寺を祀りました。その内の二つが春日大明神と不動院です。また当家には「七曲囲」があったが保存状態が悪かったため取り壊しました。狭山市北入曽の「ほりかねの囲」は保存状態が良かったので埼玉県の指定文化財として残っています」七曲囲が文献に現れるのは平安時代前期（西暦900年頃）です。興味のある方はnet上の「藤沢史ロマン」や「狭山市公式ウｴブサイト」をご覧ください。