円蔵院門前の庚申塔に寄り添う、特別なひととき。
兜巾型の屋根が付いた庚申塔。安永七年銘。かなり新しく見える。また、屋根も珍しい型というか……庚申塔を紹介する本でもあまり見ないタイプ。隣には不動明王像がある。火伏不動明王と呼んでいるようで、平成七年の不審火をおさめたが、その代わりに像はボロボロに燃えてしまったとされている。現在のものは再建されたもの。もしかするとだが、庚申塔も火で焼け、再建されたか。手前には慶応元年銘の手水石あり。
名前 |
円蔵院の庚申塔 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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さいたま市見沼区中川、円蔵院門前の庚申塔。不動明王と二童子も隣に立っています。庚申塔は安永七(1778)年造立のものとありますが、まるで近年建てられたかのような綺麗さ加減です。隣に立つ不動明王と二童子は再建されたものという事ですので、こちらの庚申塔も同時期に再建されたものかと思われます。