品川の隠れた物流博物館。
物流博物館の特徴
港区高輪にある物流博物館は、こじんまりとした外観が魅力的です。
物流に関する資料やジオラマが多数展示され、特化した内容が楽しめます。
宅配便の歴史を学べる穴場で、子供から大人まで楽しめるスポットです。
外見が博物館らしくなく、正面入口脇の看板を発見しないとスルーしてしまう様な、こじんまりとした佇まいが奥ゆかしい。しかし知る人ぞ知る、国内の物流の歴史を江戸~現代にわたって知ることができる博物館。もともと日本通運さんが後世に語り伝えるために資料館として発足したのが始まりなのだとか。決して広くはないけれど、1階では我が国の物流の発展の歴史を、当時の写真や資料、年表などで知ることができます。また、物を運ぶ手段の変化や経路の開拓など、見ごたえがあります。小さいお子さんには難しいかも。少しでも物流業界に身を置いた方、今も現役の方には、何かしら感じるものがあるのでは。地下1階では陸・海・空の物流の1日を再現したジオラマ模型が目を引きます。また、各所に液晶モニターを用いた解説動画があります。このフロアはお子さんにも楽しんでもらえる造りと配慮が見て取れました。2階は人力運搬の体験ができるコーナーとなっていました。飛脚の衣装を着ることもできるようでした。入館料は200円。総じて満足でした。欲を2つ言えば、一つは、解説動画がおおよそ2004年前後のものが多いと推察します。アップデートして欲しいところです。もう一つは、コロナ感染症対策のためらしいのですが、大手運送会社の制服が試着できるコーナーの復活を望みます(楽しみだったんですよね~・・・)。
どのように物流が発展していったかを学べます。子供も楽しめる体験コーナーもいくつかあるので、子供を連れて行くのもよさそうですね。
あまり期待していなかったんですが、子供から大人(興味があるに限る)まで、楽しめ又は学べる場所でした。施設は広くはないが、貴重な映像データがあり見始めたら丸一日はかかります。一部はユーチューブでみれます。あと、それなりに見学者が来られていました。ちなみに、同業者のヤマト運輸のミュージアム。クロネコヤマトミュージアムがあるが、最近出来たばかりで、ビジュアル的に良かったが、子供たちは物流博物館の方が楽しめるかな。〜クロネコヤマトミュージアムの口コミ〜建物の5〜2Fフルに周回する感じで、創業者、大和運輸設立、戦前戦後の経営悪化、新たな事業創出、宅急便の誕生、未来へのチャレンジと見どころが多く、満足しました。施設は2019年に出来ており、真新しさとビジュアル的にも良かった。また、カフェも併設されており、景色も良い!また、子供も楽しめるようになってます。無料で予約無しで土日見学出来るのも良い!また、ヤマト運輸では羽田空港近くに、巨大な物流ターミナルである、クロノゲートの見学も可です(予約要)あれ?創業者は小倉なのに何故に大和運輸なのか探しきれなかった(笑)(あとで、頂いた資料で確認した結果、創業時の会社を山登屋の2階に置いていたのと、かつての日本を指す大和の国を気に入っていたことから、ヤマト運輸と名付けているみたいです)ちなみに、運送業はたくさんある中、このようなミュージアム見学をさせて頂き感謝します。ちなみに、ヤマトはSGHと比較されるが、従業員数からヤマトが固定費がかかり過ぎなとこや、特殊車両を保持していたことから、経営的には厳しいかもしれませんが、応援します!20240715クロネコヤマトミュージアム訪問。
2024.6【入館料】200円。PayPayやスイカなど対応。1998年8月11日に開館した、物流を専門に扱う日本唯一の博物館。古代の物流から運河や馬、駅を利用する近代物流から、現代の電車や自動車、コンテナの発明などの物流に関する資料がパネル、模型、映像などで展示されています。映像展示はさすがに古さを感じさせます。【概要】元々は1958年に大手町ビルにあった日本通運本社内に通運史料室として設置され、1962年に外神田の日通本社に移転。1987年には物流史料館として改称し、1998年に現在の高輪に移転。公益財団法人・利用運送振興会が運営している。貨物船が停泊する港湾と空港、貨物列車、トラックなどを組み合わせた大型ジオラマ、江戸時代の街道宿場町にあった問屋場の模型、飛脚の衣装、木炭自動車用のガス発生装置などのほか、資料・映像を展示している。
公益社団法人利用運送振興会が運営する博物館、実態は日本通運が所管しています。品川駅を挟んで港南口にはクロネコヤマトミュージアムがあり、期せずして日本の二大物流企業の博物館が品川駅周辺に対峙しています。博物館は地上2階、地下1階のこぢんまりした佇まいですが、収蔵品は歴史的価値の高い物ばかりです!時間をかけて見る価値のある博物館だと思います。
品川駅高輪口(西口)から坂道を上りつっきったところ左に曲がるとすぐ。徒歩10分程度。一般200円。休館日等はホームページで確認を。現代と照らし合わせると、インターネット通販ばかりに頼ってる方に、発注からお届けまでの構成要素とは何かを学んでほしい印象があります。見学時間は30分〜2時間くらい。写真撮影は一部不可な箇所あります。また月一でビデオ上映日もあります。元々は1950年代、日本通運の通運史料室から始まったという。1F2Fにはその当時の古い資料や資材、写真が数多く展示されています。トラックが一般的でなかった頃や、駅が戸口でそこまで荷物を運んでいた頃の写真、そして人力リレーで荷物が渡されていく写真があり、その頃の人々の苦労を垣間見ることができます。地下階は1990年代以降の物流を学べる施設になっています。ジオラマにはまるで鉄ヲタ、トラックヲタが作り上げたような、物流の1日を垣間見ることができます。写真は2022.06.11撮影。
地下から2階まで展示があります。6歳の子供を連れて行きましたが、地下のジオラマや物流ゲームコーナーが1番楽しんでおりました。GW中に行きましたが、人も少なく穴場でした。規模としては時間潰しにちょうど良い程度だと思いますが、お値段考えたら気軽に遊びに行けます。
物流に関わる人にはもちろんのこと、あまり関心のない人にも興味深く展示している。入場料200円でとても知的な時間を過ごすことができる。人が小規模にものを運んでいる時代から三輪のトラックで会社規模で物流を担う時代へ。車には車の運び方があって、そのために特別に仕立てられたコンテナ船の内部なども観察することができ好奇心が刺激される。物流を担う貨物列車やトラックなどが自動で動くジオラマもあるので小さな子供でも楽しめそう。ペーパークラフトなどのお土産コーナーもあり博物館としての体をなしている。
20220218会社を午後半休にして、好きなことをすることに。以前、三田から高輪界隈をブラブラ妻と散歩した際に見つけた当館に初訪問、特別展「物流のパイオニア」 平原直の生涯と思想展を鑑賞。今回は、JR品川駅高輪口からざくろ坂をエッチラオッチラ上って到着。良い運動になりました👣昔の物流はやっぱり人力だったんですね…💧男性が荷物満載の大八車を必死に曳く約90年前の写真を拝見しましたが、まさに苦役…💧平原翁は、トラックやフォークリフト、パレットの導入に留まらず物流のシステムまで視野を広げて、人々を苦役から救ったのでした🚚展示内容はややマニアックでしたが、現代物流の礎がいかに築かれたかが分かりやすく解説されており、勉強になりました📖✏地下1階には常設展示コーナーがあります。小中学生の社会科見学用でしょうか。ただ…設備の古さやスペースの狭さは否めず、積極的な利用には繋がりにくいかな…💧
名前 |
物流博物館 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
03-3280-1616 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.0 |
周辺のオススメ

港区高輪。日本通運の博物館です。その名の通り、日本の物流について学ぶことができる博物館で、こじんまりとしていますが、展示は分かりやすくてコンパクトに収まっています。展示では江戸時代の飛脚や宿場町をはじめとした当時の物流から、明治時代以降の馬車や鉄道、そして自動車へと物流の主力が移り変わっていく過程が紹介されています。私は、日本の物流の歴史を知るとともに、その中で大きな役割を果たした日本通運の歴史についても知ることができました。日本通運の誕生の経緯をざっと説明すると、江戸時代に江戸・京都・大坂の定飛脚問屋が1872年に「陸運元会社」を設立し、1875年に「内国通運会社」と改称。1928年に「国際通運会社」と改称した頃には、中小の業者が乱立して市場が混乱しており、それを是正することと戦争に備えた産業の効率化も兼ねて、半官半民で1937年に「日本通運」が設立されました。日本通運が半国営企業だったことは知らない方も多いのではないでしょうか。あと豆知識と言ってはあれですが、明治時代になって鉄道が開通し、戦後には自動車が普及して、輸送手段が大きく変化したのは事実ですが、牛や馬を使った輸送も1950年代頃までは特に地方ではまだ行われていました。日本通運も昭和30年代までは牛馬を所有していたそうです。私たちが普段耳にする「宅配便」という言葉は、戦前にはなく、その代わり「宅扱(たくあつかい)」というサービスがあったことを知りました。これは当時の鉄道省の責任のもと、貨物を戸口から戸口へと運ぶサービスで、今の宅配便のルーツと言えるものです。宅配便というサービスは、東北地方の三八五貨物(現・三八五流通)が1973年に初めて開始し、1976年にヤマト運輸の宅急便、1977年に日本通運のペリカン便が始まりました(ただし、日本通運は現在、宅配からは撤退しています)。宅配便の競争の激化は会社が動物のロゴを使うことが多かったため「動物戦争」と呼ばれたそうです。宅配便のサービスは時代に応じて変化していき、ネット通販の全盛期の現在、私達にとって益々なくてはならないものになっていますが、その一方で、人手不足や現場の負担が問題となっており、そのあり方に変化が問われています。この博物館を訪れて、物流に関わる人達が私達の生活を支えて下さっている事に感謝するとともに、現場の人たちのことを考えた適正な利用を心がけるべきだと思いました。