大英寺境内の青石塔婆へ!
大英寺板碑の特徴
特別な場所として知られる、独自の石彫を楽しめます。
加須市大英寺境内に見られる8基の青石塔婆が特徴的です。
秩父の野上で採掘された緑泥片岩を使用した作品群です。
特別な場所!
加須市(旧騎西町)の大英寺境内、鐘楼の脇に8基の青石塔婆が並んで立っています。1番左端、正嘉元年(1257)銘の阿弥陀三尊来迎画像板碑が最も旧いものです。板碑表面の磨損は激しいものの、阿弥陀如来と観音・勢至の両菩薩は確認できます。その右隣は、弘安9年(1286)銘の釈迦と阿弥陀の二尊種子板碑です。釈迦の種子バクと阿弥陀のキリークが縦に並んでクッキリと彫られています。1基おいて最も大きく完全体の嘉元元年(1303)銘の阿弥陀種子板碑、その右は文永12 年(1275)銘の板碑と並んでいます。これらは大英寺板碑として市指定有形文化財になっています。
| 名前 |
大英寺板碑 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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秩父の野上で採掘をした緑泥片岩(青石)を使用しています。青石は大別すると秩父青石.伊予青石.阿波青石があります。①-左側は特有の青緑色と板状に加工した形状が特徴で、節理による片理が少ないのが判りやすいですね。頭部の形が三角形で専門用語で兜巾と云います。兜巾の下には二条線と呼ぶ二本線が刻まれています。仏を表す梵字(種子)が、薬研彫りで力強く刻まれています。薬研彫りは薬を調合する際に使う薬研に似ている事から来ています。左は嘉元元年の作で陀如佛のキリークが大きく刻まれています。種子の上部には、三弁宝珠が載っているのが特徴。鎌倉時代の(11851~1333)の後期(1303年)のものです。①-右側は文永十二年阿弥陀一尊種子板碑鎌倉時代中期(1275年)のものです。③-右側の上の梵字(種子)は釈迦如来の「バク」です。下は阿弥陀如来の「キリーク」が彫刻されています。二尊の組合せは、お釈迦様が仏教の開祖なので上に彫られたのだと思います。下は浄土信仰が盛んな事からかな?余談ですが如来は四大如来の大日如来.薬師如来.阿弥陀如来.釈迦如来がありますし三身説なる語句もあります。三身説では法身仏(大日如来).報身仏(阿弥陀如来).応身仏(釈迦如来).が充てがわれておりますね (余談!笑)