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名前 |
ハッケトンヤ縄文式遺跡および舟戸の古墳群案内板 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
何度となく、通っている道で、車を停めてみないと気づかないところに、案内看板があった。ハッケトンヤ縄文式遺跡は、余笹川と那珂川の合流点内側に位置し、丘陵の突端部で、黒川発電所の崖上のあたりにある。面積は約30aである。縄文時代中期(約5000年前)の代表的遺跡であり、ハッケトンヤとは地名で、急な崖の上を意味する古語であるという。ハッケトンヤ遺跡の下方平地の那珂川の河岸段丘に舟戸古墳群がある。主墳は、帆立貝式前方後円墳で、前方部が、通常のものより短い。全長約10m、高さ約3m。石室は、那珂川の安山岩を利用して造られた横穴式石室である。打製石斧、磨製石斧、石鏃、土器片多数が発見され、加曽利式EⅡ式とEⅢ式のものが多く見られる。いくつかある円墳は、主墳より小振りであるが、規模からみて、この地方の小豪族のもの。那珂川水系に多い古墳群のうち、最北端のもの。個人の畑地になっていて、柿の木が植えられている。その方に聞くと、主墳の発掘では、十字の石組みがあったと言われていた。