古墳巡りの〆に訪れたい土師郷。
本郷埴輪窯跡の特徴
古墳時代の埴輪を焼いた登り釜の遺構で、歴史的価値があります。
土師郷に比定される土地で、土師神社が近くに鎮座しています。
土器を焼く技術を持った土師部の文化を感じる窯跡です。
この登り窯がこの位置(地形)にある事が重要なポイントです。西側に庚申山、南側に土師神社の丘、北側には根岸へと続く(高台)。 開けているのがただの東側の神流川方面だけです。東側からの吹く風が丁度この登り窯の火を煽り窯の奥に置かれた埴輪を上手に焼く最高の場所だったと思います。見学に行った時は是非とも地形も参考にしてみて下さい。
古墳巡りの〆に是非!
土手堤に一筋の溝。国指定の史跡ですが、その価値が、いまいち判らないのが下じもの正直なところ。前方の神流川の堤が伸びる広々した景観は、いい。
古墳・埴輪に興味がある人だと最高の場所です。周辺に本郷・小林古墳群も広がっています。埴輪窯跡の裏から前方後円墳が見つかり、そこからは小さい子どもが葬られた埴輪棺も見つかっています。
(国指定史跡)藤岡市本郷のこのあたりは、『和名抄』の「土師郷」に比定される土地であり、当所の南200mほどの位置に、野見宿禰(のみのすくね)を祭神とする「土師神社」が鎮座していることから、当地に野見宿禰を祖とする土師部の集団が居住していたと考えられているそうです。
昔の埴輪の釜跡です。
私が訪れた時は残念ながらカギが、掛かっていて中には入れませんでした。
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群大名誉教授 尾崎先生が発掘しました。遺物は土師神社の神楽殿の下にあります。
名前 |
本郷埴輪窯跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
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古墳時代の埴輪を焼いた登り釡の遺構でとても大切な歴史遺産です。埴輪、瓦と藤岡の地域の文化遺産ですね。