十字紋の鬼瓦、姫路城の魅力。
十字紋の鬼瓦の特徴
黒田官兵衛ゆかりの十字紋の鬼瓦が見どころです。
姫路城が間近にあり、絶好の観光スポットです。
珍しい瓦のデザインが楽しめる歴史的な場所です。
2018/10/14来訪。にの門櫓の唐破風屋根に乗っている鬼瓦には、十字紋が彫られているそうです。続きは解説板があるので詳しくはそちらを確認してください。
にの門櫓の唐破風屋根に乗っている鬼瓦には十字紋が掘られている。よく見ないと見逃してしまうので注意が必要である。キリシタンの名残とも魔除けとも言われるが、はっきりとはわかっていない。
屋根の両面が合わさる部分を「棟(むね)」と呼びますが、その両端に置かれる装飾性の高い瓦を「鬼瓦」と呼びます。雨水の侵入を防ぐと同時に、魔除けとしての役割を負うシロモノです。瓦は仏教伝来とともに大陸から伝わりました。当初はもっぱら寺院の屋根に使われていましたが、平安期以降次第に普及します。特に江戸時代には幕府が防火の面で瓦屋根を推奨したという経緯があり随分と普及しました。また初期の鬼瓦は「鴟尾(しび)」と呼ばれる簡素なものでしたが、奈良時代になると鬼の顔を模したものが登場します(火の鳥 鳳凰編参照)。以後装飾性を重視した、様々な形態の鬼瓦が作られるようになり現在に至りました。で、この鬼瓦です。十文字の意匠が彫り込まれていることから「十字架=キリシタン」と連想されいろいろな推測が唱えられています。しかしキリスト教に結び付けるのは余りにも「日向冬樹的思考」ではないでしょうか。第一姫路城の城主は歴代譜代大名でした。それに島原の乱以降、キリスト教を匂わせるモノを目立つ場所に置いたでしょうか。バレれば即「お家の危機」ですよ。思うに鬼瓦の作者がデザインに煮詰まって、一番簡単な記号の「+」を入れただけではないでしょうか。毎日400語以上の文章と写真のupを自らに科し、そろそろアイデアが枯渇している筆者はそう思うのです。2026.1.29
「十字紋の鬼瓦」這瓦片跟其他的都不一樣。
2025年9月3日 参城珍しい十字紋の瓦です。
黒田官兵衛ゆかりの鬼瓦と言われているようです。
姬路城を見る。
| 名前 |
十字紋の鬼瓦 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.6 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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にの門でぜひ注目したいのが、「十字紋の鬼瓦」です。 にの門櫓の西面、初重の軒唐破風に設けられており、屋根を飾る鬼瓦に十字形の意匠が刻まれています。この鬼瓦は、門をくぐる直前から見上げるよりも、にの門へ向かう登城路の手前から見上げるほうが見つけやすいでしょう。あるいは、はの門を抜けたあとに振り返って見上げてみるのもポイントです。普段は見落としやすい屋根の細部ですが、角度を変えると十字紋が確認できます。特に興味深いのは、その希少性です。姫路城には歴代城主の家紋などをあしらったさまざまな鬼瓦が残されていますが、十字紋を刻んだ鬼瓦が見られるのは、にの門の屋根にあるものです。 城内を歩いていると、数多くの鬼瓦の中に一つだけ異なる意匠が現れるため、非常に印象に残ります。このため、この鬼瓦は「キリシタン瓦」とも呼ばれています。姫路城には、かつて城主だった黒田官兵衛がキリシタンであったという歴史があるため、官兵衛との関係を想像させる存在ですが、この鬼瓦を官兵衛が設置したと確定できる史料があるわけではありません。 キリスト教に関係する意匠とする説のほか、魔除けや火除けなど、別の意味を持つ文様とする見方もあります。つまり、この十字が何を意味するのかは、今もはっきりとは分かっていません。キリシタンの痕跡なのか、それとも別の宗教的・意匠的な意味を持つのか。 その謎こそが、この小さな鬼瓦を興味深い存在にしています。にの門を訪れたら、低く重厚な門構えだけでなく、ぜひ一度足を止めて屋根を見上げてみてください。400年以上前の城郭建築に残された一つの十字紋が、姫路城にまつわる歴史の謎を今に伝えています。