姫路城のるの門、隠れた魅力。
るの門の特徴
隠れた名所として知られるるの門は見逃せません。
姫路城の隣に位置し、静かな雰囲気が魅力です。
城の豪華さとは異なる独自の味わいがあります。
るの門は三国堀近くにある石垣をくり貫いてつくられた埋門形式の門である。その形状からかつては伏兵をしのばせたり、隠し通路として利用されていた。かつては門扉があったが、現在は失われている。
姫路城の「るの門」は埋門(うずみもん)形式の門で、石垣をくり抜いたような構造をしています。この形式は別名を「穴門(あなもん)」とも呼ばれ、緊急時の「隠し通路」として機能したモノです。ただし、これは姫路城特有のモノではなく当時の城郭には普通に装備されていた構造物のようです。なお現在この門には扉が付いていません。しかし古い記録で弘前城の埋門は常時扉を閉めるのがデフォルトだったとされていますから、この「るの門」にも何らかの門扉が付いていた可能性があります。ところで木馬座という人形劇団があります。1970年代の環状七号砧公園付近の道路脇には「ずらっと」木馬座のネーム看板が並んでいたbig nameです。その名物キャラクターが「ケロヨン」でした。当時は毎日の夕方、木馬座アワーという番組でケロヨンと仲間たちの日常が放映されていたのです。その中でケロヨンの家に「隠し通路」が発見されるというお話がありました。何かに怒ったケロヨンが柱を蹴っ飛ばしたところ、おじいさんが作った秘密の扉が開くというお話でした。あれ欲しいな、と羨ましく思ったからでしょうか。結構強烈に記憶に残っています。で、姫路城です。おそらくまだ見つかっていない「隠し通路」があるに決まっています。多分今も捜査中のことでしょう。でも蹴っ飛ばしちゃダメです、何たって国宝なんですから………2026.1.26
2025年9月3日 参城豪華さこそ皆無ですが、隠れた名所。いざという時は土砂で防いで通路を遮断することを想定した門です。埋門ですね。
隠れた門2024年8月中旬、姫路探訪の際に行きました。石垣の下部をくり抜いた門で「いの門東方土塀」の付属として国の重要文化財に指定されています。敵軍が菱の門を突破し「いの門」に向かった敵兵を「るの門」の内側に隠していた兵を出撃させ背後から突く、敵軍が「るの門」に気付き攻めてきた場合は石垣を壊し門を埋める入念な戦術があることがわかります。
| 名前 |
るの門 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.4 |
| 住所 |
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姫路城のるの門は、三国堀の東側、二の丸南側の高石垣をくり抜くように設けられた特徴的な門です。菱の門から三国堀を見て右手側に位置し、石垣の中を通り抜ける孔門という形式になっています。三国堀側から二の丸南側の通路へ抜ける間道の入口で、姫路城の門の中でもひときわ変わった姿をしています。通常の城門は、門を大きく構えて人の出入りを管理するのが一般的ですが、るの門は石垣の中に開口部を設けた小規模な門です。菱の門や「いの門」「ろの門」のような主要な登城路の門とは異なり、本道とは別の経路を確保する間道の門として設けられていました。この門の意味を理解するには、本道との違いを見ると分かりやすくなります。菱の門を入った先では、三国堀を挟んで本丸方面へ向かう主要な登城路が展開します。一方、るの門はその脇から別の方向へ進むための出入口です。城内の移動や防御上の必要に応じて利用される、主要門とは性格の異なる通路だったと考えられます。るの門を抜けると、二の丸南側の通路である「下道」を経て、ぬの門やをの門跡方面へと続きます。 つまり、三国堀周辺から本丸方面へ向かう本道とは別に、城内を南側へ回り込む経路が用意されていたことになります。姫路城では、主要な登城路だけでなく、このような間道も組み合わせて城内の動線を構成していました。そして、るの門の面白さは、現在も実際に門をくぐって通り抜けられることです。石垣をくり抜いたような孔門を通ると、通常の高麗門や櫓門とはまったく異なる構造を身近に体感できます。門を抜けた先が下道へつながっていることも確認できるため、地図だけでなく実際に歩くことで、その位置と役割がより分かりやすくなります。現地では、門そのものだけでなく、三国堀と二の丸南側の高石垣、そして門を抜けた先の下道との位置関係にも注目したいところです。るの門は単独で置かれているのではなく、三国堀周辺と二の丸、本丸下部を結ぶ複数の動線の一つとして組み込まれています。大きな櫓や門が目を引く姫路城の中で、るの門は控えめな存在です。しかし、実際に石垣をくり抜いた門を通り、そこから下道へ進んでみると、この小さな門が城内の移動を支える重要な役割を担っていたことが見えてきます。華やかな正面の登城路とは別に、城の内部にはこうした間道も巧みに組み込まれていた――。 るの門は、姫路城の複雑な縄張りを実際に歩きながら理解できる、興味深い遺構です。