獅子舞の富山で歴史散策。
高岡市福岡歴史民俗資料館(旧福岡町役場)の特徴
企画展が充実しており、訪れる価値があります。
かつての町役場を移築した歴史的な建物です。
富山県の獅子舞に特化した展示が魅力的です。
現在冬季休館中とのことですが、建築物を見に来ました。大正時代に建てられ、後に現在の位置に移築されたとのこと。興味深い意匠が随所にあるので見るだけでも楽しめますね。休館していない時期にもまた訪れ、民俗資料とともに内装も見たいですね。
市町村合併前に高岡にあった福岡町。北陸道が町の発展を支え今も随所にその面影が残っている。この役場は地元の有志、寿原英太郎によって建てられ福岡町を見守ってきた。2枚目の六芒星は町章。1985年に役場としての役目を終え1988年に現在の高台に移築され町の歴史民俗資料館として活用され今も尚町を高く見守っている。大正ロマンを具現化したようなデザインでカラフルでメルヘンな色彩である。前年の関東大震災の影響か鉄筋コンクリートとなっている。丈夫な作りゆえ38豪雪(積雪186cm)や付近の川の氾濫などにもビクともせず建っていた。街の誇りの洋風建築である。様式は玄関ポーチ周りはロマネスクとなっており左右はオーダーを配し上部には楕円のペディメント(バロック由来)がありルネサンスのように思える。ロマネスクにオーダーやペディメントはありえないので日本得意の折衷主義だ。だが様式分離も始まっているのでセセッションでもある。
企画展を目的に訪れました。旧福岡町の事がよく分かる民俗歴史資料館です。菅笠で財を成し、文化と町並み、そしてこの素敵な建物もその産業の成果物。やはり「まちおこし」は、郷土愛とパトロンが必要な事を歴史が語ります。入館料もとられますが、素敵なロケーション立地でもあります。その反面、ちょっと分かりにくい山の中腹にあるため、見落としそう。小樽の財閥が、この建物に関係してるのも、富山県と北海道の関係を物語ってます。
富山県は獅子舞が日本1位の富山県。
近代建築in富山県で参上!
入館料150円。暖房はついてないかもしれません。建物は大正時代に建てられたもの。二階は前田家の資料や古墳時代の出土品が展示されている。福岡町の資料とのこと。一階にはわらじの長靴が展示されている。それ見てちくちくしそうに思った。すぐ見終わります。地味な展示物ばかりだけれど、個人的に寂れてる雰囲気が好きでした。もう少し寂れてる方が良かったかな、その点は期待外れ。三井アウトレットに行くついでにでも入っていただけたらと思います。アウトレットとは対照的な空間です。
かつての町役場を移築したものです。
ちょっとこじんまり。刀剣展良かった。
建物自体歴史的なものだが内部の保存状態はあまり良くなく往時の雰囲気を感じにくかった。
名前 |
高岡市福岡歴史民俗資料館(旧福岡町役場) |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0766-64-5602 |
住所 |
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HP |
https://www.city.takaoka.toyama.jp/soshiki/kyoikuiinkai_shogaigakushu_sportska/2/8/1/2276.html |
評価 |
3.3 |
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2024.08.26(月)に月曜休みということを知っていて伺いました。旧福岡町役場庁舎で、国登録有形文化財だということもあり訪れました。大正13年建築で昭和38年まで役場庁舎として使われていたようです。石造風の洋館で、きれいに保存活用されているようでした。