加賀一向一揆の最後の砦、鳥越城。
鳥越城跡の特徴
鳥越城跡は戦国時代の歴史を色濃く残す史跡です。
自然に囲まれた城跡からの眺めは格別で感動的です。
加賀一向一揆の拠点を知ることができる貴重なスポットです。
鳥越城跡 は、石川県白山市にある国指定史跡で、標高312メートルの城山山頂に築かれた山城です。眼下には手取川と大日川を望む天然の要害に位置し、尾根筋を巧みに利用した連郭式の構造を備えています。昭和52年(1977)から平成14年(2002)にかけて14次にわたる発掘調査が行われ、戦国時代の建物跡や焼土層、石垣、土塁、空堀などが良好な状態で確認されました。これらの成果から、鳥越城は加賀一向一揆の実像を伝える貴重な山城として高く評価されています。鳥越城は、加賀一向一揆最後の拠点として知られています。城主は紀伊雑賀の鈴木孫一一族とされる 鈴木出羽守 と伝えられ、天正8年(1580)、織田信長の命を受けた柴田勝家・佐久間盛政らの攻撃によって落城しました。しかし翌天正9年(1581)には一向一揆勢が再び奪還し、二曲城とともに織田軍へ反撃を加えています。最終的には天正10年(1582)、佐久間盛政によって再び攻略され、一向一揆は終焉を迎えました。鳥越城は、約100年にわたり続いた加賀一向一揆の最後を飾る歴史の舞台となりました。城内には本丸・二の丸・三の丸・中の丸など七つの曲輪が階段状に配置され、本丸へ至るルートには土塁や空堀、堀切が巧みに築かれています。特に本丸前の枡形門は、城内で唯一、本格的な石垣を備えた防御施設でした。布目積みや算木積みなど高度な石垣技術が用いられ、大きな鏡石が据えられるなど、戦国末期の築城技術を知るうえで貴重な遺構として知られています。なお、この石垣は令和6年(2024)の能登半島地震で崩落し、現在は往時の姿を見ることができませんが、鳥越城の特徴を語るうえで欠かせない存在です。発掘調査では、本丸や二の丸から礎石建物跡のほか、炭化した米や粟、中国製磁器、越前焼、鉄砲玉、鎧の破片、漆器、賽子など多様な遺物が出土しました。焼失した建物跡や焼土層も確認されており、戦乱の激しさを物語るとともに、城内で人々が日常生活を営んでいた様子もうかがえます。現在、山頂からは白山麓や手取川流域を一望でき、戦国期の武士や一揆勢が見渡したであろう景色を体感できます。土塁や空堀を巡りながら歩けば、一向一揆最後の砦として織田軍に立ち向かった人々の息遣いと、戦国山城の魅力をより深く感じることができるでしょう。
平日の昼間に訪れました。車で向かえば本丸跡まで目と鼻の先です。熊注意の看板や貼り紙が多いのでそれなりに注意は必要かと思います。能登地震の影響で、石垣の崩れが見られます。復興した姿を見れる事を祈念いたします。本丸跡からの眼下に広がる田園風景は素晴らしかったです。20分くらいで回れると思います。
わかりやすく鳥越城の歴史と感想を(とりごえじょう)●歴史●北陸に侵攻する織田信長に対し、最期まで抵抗した加賀一向一揆の最後の拠点・1573年鈴木出羽守により築城(すずき でわのかみ)信長軍の侵攻に備えるため・1580年織田方の柴田勝家により落城出羽守が討ち死に勝家が和睦を持ちかけるフリをして騙し討ちに・1581年一揆勢が城を奪還・1582年織田方の佐久間盛政が一揆を鎮圧捕らえられた約300人が磔にされる一揆勢の壊滅により鳥越城が廃城約100年に及ぶ加賀一向一揆が終焉・現在続日本100名城●感想●本丸が大変よろしかったです石好き、礎石好き、建築好きにはたまらない城跡と言えます石垣もありますが礎石メインです個人的には復元された門よりも断然よかったです先人たちの生活動線を考えて歩き回ってみて、築かれていたであろう建物を想像するだけで歴史に浸れました鳥のさえずりしか聞こえないのでロケーションもバッチリで本丸と二の丸を断絶する立派な空堀も圧巻でしたゴリゴリの戦国合戦があったとは想像つかないほどまったりした時間が流れる城跡です。
2010年以来の2度目の訪問です。本丸にあった櫓門(本丸門)は老朽化のため撤去されていて現在はありませんでした。桝形門の石垣は能登地震で崩れていました。完全な形で復元されるよう 心よりお祈り申し上げます。本丸跡、二の丸跡からの眺めがとても綺麗です。〈2026年〉
駐車場は未舗装だが、10台は停められるでしょう。基本的に砂利と芝生なので雨が降っていても歩いて見ることができる。手取峡谷に拡がる街並みの眺望はよき。
続日本100名城の一つ鳥越城の跡になります。一時期登れないようになっていたようですが復旧されて上の駐車場まで車で行けるようになっていました。駐車場から本丸までは徒歩数分の距離ですが、クマ注意の看板もありましたし時間帯によっては注意していかないといけない雰囲気です。私が行った時はたまたま地元の方が作業するために数人いたので安心でした。門も壊れてブルーシートかかっている写真を見ましたが、補修が始まっていた感じでした。石垣なども一部崩れてまだブルーシートかかっている場所もありましたが、全体としては良い感じです見学できました。
入場無料。門2つと本丸の柱の跡が残るだけで中腹の駐車場から15分で見終わる。眺めはとても良い。(2022年土砂崩れで立ち入り禁止だったが2025/6/25復旧)
続・日本100名城に指定されている、一向一揆の最後の砦だそうです。麓の資料館にて色々見ましたが、この場所に籠もるのは大変だったろうなと思いました。
加賀一向一揆最後の砦の山城。ここも土取場として破壊の恐れがあったので、村で保存に向けて発掘調査を行なって建物もいくつか復元したそうです。去年の地震で石垣が損傷を受けてしまいました。また復元建物も一部老朽化により撤去されましたが、遺構はよく見えます。
| 名前 |
鳥越城跡 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 電話番号 |
076-254-2011 |
| 営業時間 |
[金土日月火水木] 24時間営業 |
| HP |
https://www.city.hakusan.lg.jp/bunka/bunkazai/1006096/1002278/1002282.html |
| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
地上からでは全く確認できないですが、山上にこれだけのスペースを持った拠点を作ったことに驚きました。雑草が伸びないようしっかりとメンテナンスして下さっているので歩きやすいです。ただ、日差しを避ける場所がないため長時間歩き回るのは危険かもしれません。眺望が最高です。、