乙巳の変を感じる歴史散策。
仏陀寺古墳(伝蘇我倉山田石川麻呂の墓)の特徴
乙巳の変に加担した歴史的な場所で、歴史を感じられます。
墳丘から顔を出す石室の天井が見どころとなっています。
蘇我倉山田石川麻呂の墓として、歴史の重要な遺跡が残されています。
歴史上の人物の遺跡の現場に来ることで、地勢も判って良かったです。小高い丘の頂上に位置しているなんて、防御には向いていますね。
墳丘から石室の天井が顔出してます。
蘇我倉山田石川麻呂は大化の改新後、右大臣となったが、その後、讒言され謀反の疑いをかけられて自殺に追い込まれた。気の毒。大化の改新も、どろどろした部分が色々とあったみたい。
隣にある寺と寺の駐車場の間にある石碑道路に面している。
名前 |
仏陀寺古墳(伝蘇我倉山田石川麻呂の墓) |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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乙巳の変では中大兄皇子側に加担した。蘇我馬子と同じ蘇我の一族だったけどそれなりの理由があったのだろう。4年後謀反の疑いをかけられ弁解するも結局一族と共に山田寺で自害した。その石川麻呂がここに眠るという。近くを石川が流れ、ここは古くから山田で近くの推古天皇陵も山田である。そしてこの地は蘇我氏の地元なのだから条件的には間違い無しだろう。岐阜県各務原市にも蘇我倉石川麻呂の墓があるというけれども私はここに間違いないと思いたい。椿の古木から椿の花びらが石棺の上に散る様は哀れを感じる。椿の花は花弁ごとにぽとりと落ちる。ピッタリすぎるかも・・・