明治の機械が息づく、鉄道寮新橋工場。
鉄道寮新橋工場(機械館)の特徴
明治5年に開通した鉄道の新橋停車場の工場です。
リング精紡機と菊花御紋章付平削盤が重要文化財として展示されています。
明治時代の機械化を感じられる貴重な施設です。
他の人が、余り触れていないが、ここに展示されている横型単気筒蒸気機関は、世界遺産に登録されている富岡製糸場で、使われていたもので、当時の動力機関は、工場の心臓にあたるものかと思う。現在、富岡製糸場では、実際に稼働できるレプリカが置かれているようです。(レプリカとは言え実際に稼働できる復元力は凄い事だと思います。)
私のような機械大好き人間にとっては夢のような場所ですずーっと見ていられます機械油の匂いもいいかんじです逆に言えば、そういうのが苦手な方はやめておかれた方がいいかもです。
リング精紡機と菊花御紋章付平削盤は、重要文化財です。
この建物は明治5年に開通した鉄道の新橋停車場の一角にあった鉄道寮新橋工場で、機関車の修理をしていました。イギリス人技術者の指導の下に建設された工場は、鋳鉄柱をはじめ外壁の鉄板、サッシ等、全ての材料をイギリスから輸入したもので造られたそうです。ここに移築される前は新橋から大井町ににあるJRの工場内に建っていたそうです。現在…内部には鉄道とは全然関係ありませんが、日頃、目にすることのできない明治時代の珍しい紡績工場の精紡機などが展示されていました。中には重要文化財に指定されているリング精紡機と菊花御紋章付平削盤…と言う大掛かりな機械が2つありました。・リング精紡機…横に長い機械で、綿紡績の最終工程に使用される機械です。糸巻が横に並んでいて、全部を写真に収めるのは難しいです。・菊花御紋章付平削盤…岩手県の船舶修理工場向けに製造されました。□明治村入村料金★★★大人2000円犬山城とのセット券(3ヶ月有効)2300円※SL、市電、バスのセット券もありましたが、片道・乗り放題…設定が違うので、時間や目的に応じて使い分けてくださいね。□アクセス★★★『名鉄名古屋駅』から『名鉄犬山駅』下車 バス約20分※犬山駅の東口です。「明治村行」『名古屋「名鉄バスセンター」』・『栄』から明治村行近距離高速バス〈クルマの場合〉中央自動車道「小牧東IC」から3km国道41号上小口2丁目交差点から6kmまたは、兼清交差点から5km国道19号明知町北交差点(小牧東インター道路利用)から5km
鐵道寮新橋工場にあった建物を移築し、その中に明治期の機械が展示してあります。紡績系の機械が多い、というか大きいので展示スペースを取っています。
色んな機械が展示されていて明治時代に一気に機械化された事が良くわかる施設です。
近代日本の繁栄の礎を築いた機械達が、静かに息を潜めています。物づくり大国ニッポンの誇りですね。先人はもの凄いレガシィを遺してくれました。
昔の技術は凄かったことがヒシヒシと感じられる。
今ではコンピュータ制御で味気なく。
名前 |
鉄道寮新橋工場(機械館) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0568-67-0314 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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愛知県犬山市にある博物館明治村の「鉄道寮新橋工場(機械館)」は、日本の鉄道史を語る上で欠かせない貴重な建築物です。明治5年(1872年)に新橋~横浜間の鉄道開通に伴い、新橋停車場内に機関車修理工場として建設されました。当時、日本の鉄道技術はイギリスから導入され、この建物も柱や外壁、サッシなどすべての部材がイギリスから輸入され、イギリス人技術者の指導のもと組み立てられた鉄造プレハブ建築です。内部には、日本の近代化を支えた貴重な機械類が展示されており、明治時代の技術革新を肌で感じることができます。特に、リング精紡機や菊花御紋章付平削盤などの重要文化財に指定された機械も展示されており、当時の工業技術の高さに驚かされます。また、ボランティアガイドによる定時案内も行われており、詳しい解説を聞きながら見学することで、より深く理解を深めることができます。明治時代の産業遺産に触れ、日本の近代化の歩みを実感できる「鉄道寮新橋工場(機械館)」は、歴史や鉄道に興味のある方には必見のスポットです。