伊藤文吉の豪農別邸、歴史を感じる散策。
北方文化博物館新潟分館の特徴
新潟の豪農伊藤家の別邸としての歴史がある美しい洋館です。
明治期の書院造の日本家屋と洋館が融合した独特な建築様式です。
瀟洒な庭園が広がり、訪れる人々に静寂な佇まいを提供しています。
ピア万代からブラブラ散歩しながら行きました。博物館の中にはボランティアの方が居てお願いすれば、お話が聞けます。2階に上がれば椅子が用意されていてお庭を見下ろす事が出来ます。紅葉の時期は凄くきれいだと思います。紅葉の時期は夜はライトアップもされるようです。
庭園が大変すばらしい!茶室建築もあり、きれいな景観となっております。1928年建築の洋館では、新潟の著名な書家であり歌人の會津八一氏が晩年を過ごしました。
北方文化博物館の分館ということだが、館内の展示品は床の間の軸物の書画位で建物自体が展示物という感じ。かなり渋めの施設。
新潟旅行の際、立ち寄りました。古い町並みの中、立派な御宅が残っており、お庭も立派!縁側に座りしばしお庭鑑賞!最高です!
庭の佇まいといい、洋館といい、瀟洒で、どこか懐かしく、落ち着く。会津八一氏が晩年暮らしたとのこと。唐紙や欄間など昔の良い家の、造りの細かいところもじっくり見ているとあっという間に時間が過ぎてしまった。
日本の歴史を勉強できました。落ち着いた雰囲気。素晴らしい。映画の撮影でも使われていました。
すごいお屋敷です。こんなお金持ちがいたんですね。
冬は寒かった。
庭、建物は風情あります。
名前 |
北方文化博物館新潟分館 |
---|---|
ジャンル |
/ |
電話番号 |
025-222-2262 |
住所 |
|
HP | |
評価 |
4.1 |
周辺のオススメ

伊藤文吉という新潟きっての豪農の別邸だった家。伊藤家は、例えば明治34年では新潟二位の土地持ちであり、豪農というよりは資産家である。新潟市の外れに、その伊藤家のかつての本家が北方文化博物館のいわば本館としてあり、同じ経営のここが分館と名前が付いている。本館と分館の距離が相当あり、かつ逆っぽくみえるが、背景を知ると納得ではある。後藤石水という造園家の手になる枯山水の庭園が見事である。若干雑草生え気味なのが気にはなるが。なお、雨が降ると散策は不可になる模様。知ってる人は知ってる話だが、近くの旧斎藤家別邸や行形亭など含め、古き湊町、商都として繁栄した明治大正あたりの面影を残す一角である。戦争被害が軽微だった筈だが、他の都市以上に文化的遺産に乏しい新潟市においては、観光スポットとして地味だが、中々に味のある貴重なエリアである。なお、展示物は、この家の最後の住人である會津八一の紹介が中心。ただ、結局何をした人なのか良く分からないし、別邸の説明は何も無い。展示物は一切無視した方が、見方のピントが合う気がする。なお會津八一は、早稲田の名誉教授で早稲田の博物館の冠名にもなっている。大正、昭和初期に奈良の古寺仏像を題材に歌を残し価値を広め、後の世の世界遺産登録に至る道筋を引いた人である。繰り返しだが、それらは展示からは全く分からない。