静けさに包まれた、歴史散策。
観自在王院跡の特徴
毛越寺のすぐ隣にあり、歴史を感じる場所です。
藤原基衡の妻が建立した浄土式庭園の跡です。
静かな庭園で夕日を鑑賞するのにおすすめのスポットです。
奥州藤原氏第2代当主である藤原基衡公の妻によって建立された寺院跡です。2011年 に「平泉—仏国土(浄土) を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として世界 遺産登録されています。1573年に焼失しましたが、その後境内が水田として使われていたため遺構が残っていたそうです。現在は建築物としては2棟の阿弥陀堂が再建されており、池を含む周辺はとても綺麗に整備されています。癒しの空間としては申し分ないのですが、作庭に興味がない自分としては「池の綺麗な広い公園」が正直な感想です。しかし説明板によると、・池は石組・州浜・中島などがほぼ完全な状態で残されており、当時の作庭技法を理解する上で貴重。・池を中心とする庭園は平安時代の浄土庭園の優れた事例として高く評価されている。とのことで、非常に貴重な遺構であることは間違いないと思います。
毛越寺に隣接しています奥州藤原氏第二代目藤原基衡公の妻室が建立(居宅として)したと伝えられる寺院跡です。ほぼ完全に残っている浄土庭園の遺構は、平安時代に書かれた日本最古の庭園書である「作庭記」の作法どおりと考えられています。舞鶴池の北岸に大阿弥陀堂と小阿弥陀堂が設けられていたことから極楽浄土を表現した庭園といえます。「平泉-仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群-」の構成資産の一つとして世界遺産に登録されています。
藤原基衡の妻が居宅を寺としたのが始まり。大阿弥陀堂と小阿弥陀堂がありました。持仏堂が始まりということで女性らしい優雅な庭園。特別史跡、名勝に指定され世界遺産にも登録されています。東西120メートル南北240メートルの長方形。毛越寺に隣接しているが1189年以降は荒廃し、水田となっていたところを昭和に入り、舞鶴ヶ池を中心とした浄土庭園の遺構はほぼ完全な形で発掘、復元されています。個人的には、入園料を払うからもっと本格的に整備してこちらのお庭の良さを後世に伝えてほしいです。
毛越寺の隣にある史跡です。広い芝生の中に大きな池もあり無料で利用できます。史跡案内板の右下のQRコードを読み取ると上空からの景色が見え、毛越寺や中尊寺との位置関係が分かり興味深かったです。
日本世界遺産構成の一つ、観自在王院跡。
夕暮れ時は人も少なくて寂しいですが、夕日を静かに鑑賞するには良い場所です。
静かな、とても静かな庭園です。毛越寺へゆく前に立ち寄ってみるオススメスポットです。
毛越寺の隣の公園。密かに世界遺産、特別史跡を構成しているが、人気もない落ち着いた公園です。
あくまでも「跡」ですが、一旦水田になったところからよくここまで復元できたものだなあ。
名前 |
観自在王院跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
3.8 |
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毛越寺のすぐ隣です。藤原氏二代基衡の奥様が建てられた寺院です。しっかり中庭や池の遺構が確認でき、当寺の極楽浄土を再現した場所ですね。いま寺院等は一切残っていませんが、思いを馳せながら見学して下さい😊今も発掘調査をしています。建物が再現されたら凄いんだろうな…毛越寺も含めです。