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大日堂のすぐ下に一つ、そこから少し小浜に向かったところにもう一つ、道標が立っている。どちらも文政10年丁亥(1827年)に、駿府江川町の砂張屋孫右衛門さんという方が建立されたようだ。静岡と焼津・藤枝方面を結ぶ道には宇津ノ谷峠や日本坂峠があるので、こんなところに道標があるとは思わなかった。また、一緒に馬頭観音も祀られている。中折れしているものは「右、小濱むら・藤枝(ふちゑ多道)」、もう一つの道標は「右、さくみち、左、府中道」と彫られている。調べてみると、瀧 口 猪 之 助 家 文 書の中にある「清水湊の伊勢屋仁右衛門船の破船荷物の引き渡しに関する」項目に砂張屋孫右衛門さんの名前を見ることができる。廻船関連の仕事に従事していたようだ。文政5年(1822年)の文章なので、この道標が建てられたときと同時代だ。同一人物だろう。すぐ上の大日堂からは波音も聞こえる。この道標から元小浜に歩いてみた。昔はハイキングコースになっていたようで道標や歩道の跡が残っていたが、足元が崩れやすくとても歩きやすいといえる状態ではない。水道設備に沿って滑るように降りていき、なんとか大崩街道の直ぐ上まで行く付くことができたがお勧めはしない。