岩肌がそそる旅の試練。
我拝師山の特徴
我拝師山の奥の院を離れると、岩肌がむき出しで迫力満点です。
岩肌に挑むハイキングは、旅人を試すような刺激が楽しめます。
雄大な自然の中で、我拝師山ならではの冒険が待っています。
奥の院を離れると急に岩肌がむき出しとなり、旅人を試すようにそそり立っていた。参道は鎖を頼りに登るほどに険しく、むしろ登るというより、山に招かれ、試されているような心持ちになる。その途中、赤い布を結んだ小さな石仏が、風の中で黙って背を向けたまま、旅人の足取りを見守っていた。その姿がどこか懐かしく、幼い日の夕暮れを思い出させる。見上げれば、枝の落ちた木々のあいだから、かすかに残る紅葉が風に揺れている。季節の名残は、もはや燃えるようではなく、どこか哀れを帯び、それゆえ山に深い色合いを添えていた。晩秋の山というものは、賑わいのあとに訪れる静寂のようで、歩くほどに胸の奥が澄んでゆく。眼下には讃岐の平野が淡く陽に光り、瀬戸内の島々が幾重にも折り重なって、ひとつの静かな絵巻のように広がった。海の青は限りなく深く、雲の影がゆっくりとその上を歩いてゆく。人はなぜ山に登るのだろうと問われれば、この景色の前では、ただ「見届けに来たのだ」と答えるほかない。我拝師山は、高さこそ控えめだが、その険しさと景色の深さは他の山に勝るとも劣らぬ。季節の終わりをまとった山肌と、登りゆく者だけが知る眺めとが、旅の心に小さな火を灯してくれる。ひと息つけば、風がどこからともなく吹き寄せ、登ったばかりの緊張をそっと撫でてゆく。
| 名前 |
我拝師山 |
|---|---|
| ジャンル |
|
| 評価 |
3.0 |
| 住所 |
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参道口駐車場に停めて登って行ったが、駐車場からもうちょっと上にも無料で停めれる所があるので、そこに停めるのをお勧めします。道は9割コンクリートで舗装されており、山道を登るというよりは坂道を登るといった印象でした。で、このコンクリートで舗装された急坂道が膝の耐久力を結構奪ってくれて、登山終了後には膝が痛くなってました。お寺は景色を眺めるのに最高な場所で気持ちが清々しくなりました。鐘を鳴らしてみましたが、音色は心に沁みるようなかなり良き響きをしてました。この音色はお勧めします。ここから上にも岩山を登って行けるのですが、わたくし高所恐怖症なのでここまで。隣の中山に続く道が分からなかったので下山しました。案内を強化してほしいです。土を踏みしめて登りたかったなぁ。