美取神社の100段石畳の思い出。
美取神社の特徴
鳥居の扁額には太神社と刻まれています。
随神門をくぐる100段の階段が魅力的です。
延喜式内社に指定された由緒ある神社です。
因幡誌には「大和にある大神神社に奉仕した大田田根子の子孫が、かつて此の郷に住んで其の祖神である大神を奉斎したもの」とあるそうで、鳥居にある扁額は「太神社」となっています。岩美町誌には「式内社、大神社は見取神社を充てる説と御湯神社の境内にあった伊勢宮を充てる説とあり」と記載されていて、浦富の荒砂神社には「因幡国大神社は当社と伝える」とあり混乱します。見取神社は往古「緑大明神」と呼ばれたそうですが、江戸時代に鳥取藩主池田家に崇敬され、社殿なども寄進されたそうで、立派な本殿には池田家家紋の揚羽蝶と丸に葵紋が刻まれています。集落からは長い石段で山の斜面を登ると社殿がありますが、裏に林道が通っているようで、脚が不自由な人は、林道から軽トラックで社殿に詣れるようでした。
延喜式内社の大神社で郷社宮司さんと思わしき敷地内をとおり100段の階段を登り随神門をくぐって右に折れますが、雨上がりということもありこの石畳はよく滑ります。出雲型と新しい岡崎型の狛犬に出迎えられ参拝本殿の神紋は葵と揚羽蝶。葵は同じ法美郡の手見神社もそうだけど、揚羽蝶は池田家?と調べたら江戸時代は池田家の崇敬篤かったそうです。巨濃郡の大神社だけが特定できていないらしいが、大神神社を祀って神の字が抜けた美取神社、浦富の荒砂神社、御湯神社などの説があるという。美取神社からは同じ式内社である佐彌乃兵主神社がすぐ近くに見えこんなに密集しているのは、今から1500年前というのはこの辺りはものすごく繁栄していた名残りなのかもと考える。神饌幣帛料供進神社本殿、幣殿、拝殿、神楽殿、神庫、随神門、社務所氏子戸数 百七戸(鳥取県神社誌)
「式内社美取神社」の鎮座地は太田の(美取谷)と言うそうです。太田の集落は岩美町を流れる小田川が蒲生川と交流する辺りの山沿いにあり「美取神社」は村の中山の頂きに鎮座しています。創建は古く奈良時代8世紀律令体制頃、大和国の大神神社の分霊を泰還した大田田根子の子孫がこの地に来て居住し神主となり、御祭神は大己貴命(おほなむちのみこと)を祀ります。202004014 午後参詣しました。鳥居中央の「太神社(おおむわのやしろ)」と書かれた額をくぐり上方へ真っ直ぐに進みます。それから少し左側に進んでまた今度は鋭角に左に真っ直ぐ上がれば拝殿・本殿に到着です。途中の中門左右に一体ずつ武神が神社を守り、参道の両脇は鬱蒼たる叢林です。拝殿前には左右に2本ずつの御神杉の大木や数々の御神燈等が境内の神聖厳かさを加えます。江戸藩政時代は池田藩主の崇敬篤く社紋は(揚羽蝶)と決まります。その後も地元地域の信仰心の拠り所です。「美取神社」太田の集落内に四角柱の石道標が建っています。(右は小田道 左は岩井湯村道)とかなり以前から道を示し続けてきた様子ですっかり丸みを帯び文字が判読し難くなっています。その位古くからここは人の往来があったと物語る証拠です。
| 名前 |
美取神社 |
|---|---|
| ジャンル |
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| HP | |
| 評価 |
4.8 |
| 住所 |
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美取神社(みどりじんじゃ)。鳥取県岩美郡岩美町太田。式内社(小)大神社論社、旧郷社。【祭神】大物主神 (合祀)菅原道真 三上豊範資料によると、創祀年代は不詳。いずれかの時期に、大和三輪の神を勧請したと考えられている。その祭祀者が大田田根子命。『先代旧事本紀』に「大田田根子者大己貴命九世之孫而実三輪神の子也」とある。当地は、当社との兼ね合いで大田の里、太田の里と呼ばれるようになったようだ。式内社「大神社」は、平安時代の貞観15年(873年)7月には正五位下に進んだ。他の論社に、浦富の荒砂神社、岩井の御湯神社が合祀したもの、鳥取市の多居乃上神社がある。江戸時代前期の寛永12年(1635年)、因幡鳥取藩初代藩主池田光仲が祈祷を行ったという。しかし、寛永年間(1624年-1645年)には火災で焼失した。江戸時代は「緑大明神」と称していたとも。江戸時代中期の明和6年(1769年)、京都圓満院神号の「太神社」という額面が奉納された。明治3年(1870年)、因幡国鳥取藩12代藩主池田慶徳が御紋付幕及び提灯を奉納。明治5年(1872年)2月、郷社に列し、明治40年(1907年)2月3日に神饌幣帛料供進社に指定された。御祭神は大物主神。菅原道真・三上豊範を合祀している。三上豊範は、三上兵庫頭豊範とも、三上経実のこととも。道竹城の城主。道竹城は当社の北東、岩美駅前にある標高150mの山にあった。経実は天文10年(1541年)、豊範は永禄7年(1564年)に討ち死したとされる。当社のすぐ近くには、やはり式内社である佐弥乃兵主神社がある。とあります。