歴史と自然が交わる猿島探訪。
東京湾要塞跡の特徴
兵舎や弾薬庫まで見学できる魅力がある史跡です。
明治時代のレンガ造りトンネルで歴史を感じられます。
東京湾唯一の自然島で美しい景色が楽しめます。
緑豊かでフォトジェニックな島、そう思っていましたが、ガイドツアーで回る猿島はそれだけの島ではなかったことを教えてくれました。明治から昭和まで砲台と弾薬庫があった要塞だったのです。島をぐるりと回るツアーではその所を丁寧に説明していただき、とても興味深いものでした知らなければ、雰囲気最高!としか感じないレンガ作りの弾薬庫が昔は要塞であったことを物語る遺構に見えてきます。
——潮の匂いを含んだ風が桟橋からそっと抜け、苔むす切通しに光がまだらを落とす。国指定史跡・東京湾要塞跡(猿島砲台跡)は、海の気配と明治の土木が同じ呼吸で脈打つ稀有の舞台である。横須賀・三笠桟橋から船でおよそ十分、湾に浮かぶ無人島へ渡れば、まず“いま”の海が迎える。レンガのアーチと石積みの壁は、音を吸い、香を返す。島を貫く要塞の道には弾薬庫や発電所跡、フランドル積み(通称フランス積み)のレンガ隧道が鎮座し、歩を進めるほど質感が変奏していく。東京湾唯一の自然島という舞台に、歴史と景観が濁らず重なるのが猿島の強みだ。ここは“物語の骨格”も揺るがない。猿島砲台は明治14年に起工、同17年に竣工した東京湾要塞の沿岸砲台で、内湾への侵入を阻み横須賀の軍港を守るために据えられた。2015年、猿島・千代ヶ崎の両砲台が日本で初めての軍事遺跡として国史跡に指定され、保存と活用が進む。遺構を包む緑の密度は年ごとに深まり、レンガの目地に季節が刻まれる。歩き方の作法も心地よい。島の遊歩道は要塞の道、トンネル、展望の折り返しで景色が切り替わり、レンガの陰翳が“写真に撮られるための遺構”ではなく“歩かれるための空間”であることを思い出させる。BBQや海辺のレジャーと史跡散策が同居しつつも、ドローン等の使用は禁止——この節度が静けさを守る。近年は“ジブリのような”と形容される幻想的な景観としても語られるが、実際に歩けばそれが比喩にとどまらぬ必然と分かる。結語 正しい史料、正しい保存、正しい動線。海とレンガと季節の三拍子で、今日の私たちを最短に美へ導く島である。ここに立てば、東京湾の時間が確かに聴こえる。
4月下旬の休日に訪れました。それほど混んではおらず、じっくりと見学することができました。砲台跡には丸く地面がならされており、砲台を止めていたであろうビスが錆びて円を描いていました。
戦争遺構を廻っています。東京湾要塞廻りの中締めで訪問しました。猿島は写真映えする遺構がいっぱいあります。特に明治期の遺構が規模が大きいので目を引きます。第二次大戦前は砲の有効射程距離が短いので、東京湾の中で大型船が通れる水深の深い航路に近い横須賀側にはこの猿島以外にも砲台が作られており、・千代ケ崎砲台跡・神奈川県立観音崎公園(公園内に砲台跡や堡塁が散らばってあります)といった遺構が多くあります。これらは東京湾要塞と呼ばれており、その中でも猿島は船に乗るアクティビティとラピュタっぽさから人気のスポットです。深く楽しむために有料ガイドツアーに参加しましょう。30分版と1時間版があります。ガイドさんの説明で、ただの穴ボコの意味が判ります。
ガイドさんのツアーで回るのがオススメ施錠してある兵舎や弾薬庫まで見学できます。
猿島観光の見せ場。戦時中の遺構では有るが保存状態がよく、レンガ造りがきれいに残っている。弾薬庫などの中にはツアーに申込めば入れるとのこと。600円で、桟橋付近に横須賀市認定のツアーガイドさんがいる。時間帯によっては混雑するので早い時間が良いかも。
初めて行ったのですが沢山の遺産などがありました。とても明治時代に建てられた建造物とは思えないほどの作り方に驚きました。ですがトイレが砂浜辺りにしかないのでトイレに行くのは必須です。(おすすめ計画)①猿島に行き戦争遺産を見る②砂浜で遊ぶ③戦艦三笠に乗る。
三笠公園前から定期船が出ています。往復の乗船料と猿島公園入園料を含めて2,000円となっています。猿島砲台は陸軍が建設した砲台で、東京湾や横須賀軍港等の防御の目的で明治14年(1881年)から起工し、明治17年(1884年)に竣工しています。日本近代要塞の中でも初期のものになり、第一砲台が27cm加農砲2砲座2門、第二砲台が24cm加農砲4砲座4門などが据えられていました。 弾薬庫等の煉瓦建造物はフランス積(フランドル積)で造られ全国的にも希少である。また、砲台主体部が完成した後に増設された観測所などの煉瓦組積法はオランダ積が採用されています。同じ要塞で異なる煉瓦積方が見られる場所としてもとても貴重な近代遺跡となります。また、宮崎駿監督の作品であるジブリ映画「天空の城ラピュタ」をイメージさせるスポットとしてもとても人気となっています。
猿島観光の見せ場。戦時中の遺構では有るが保存状態がよく、レンガ造りがきれいに残っている。弾薬庫などの中にはツアーに申込めば入れるとのこと。600円で、桟橋付近に横須賀市認定のツアーガイドさんがいる。時間帯によっては混雑するので早い時間が良いかも。
| 名前 |
東京湾要塞跡 |
|---|---|
| ジャンル |
/ |
| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| HP |
https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/8120/bunkazai/kuni15.html |
| 評価 |
4.1 |
| 住所 |
|
周辺のオススメ
久しぶりに猿島砲台跡を見てきました🚶♂️かれこれ20年近く前に初めて行ってそれから複数回行っていますが、いつの間にか国の史跡に指定されていました(2015年史跡指定)❣️文化財の名称は「東京湾要塞跡 猿島砲台跡」で、猿島ほぼ全島が史跡の指定範囲になっています✏️明治時代に東京湾防衛ために築かれ、1881(明治17)年に竣工した砲台跡です。今回歩いてみて改めて驚いたのは切り通しです❗️素掘りの部分とブラフ積みの部分がありますが、ブラフ積みでここまで高い切り通しは歩いていて圧倒されましたね‼️この日は前日が雨だったせいか、緑が生い茂っていて、緑の鬱蒼とした雰囲気に包まれた砲台跡を歩いていると、まるでジャングルのなかの要塞を歩いている感じがしました🌿😲レンガ造りの弾薬庫や掩蔽部も見所の1つです🧱とくにレンガの積み方に注目すると、明治10年代に建設された要塞ということもあってフランス積みという積み方が採用されています🧱同じフランス積みの建物には1872(明治5)年に竣工した富岡製糸場(国宝)などがあります🧱フランス積みは明治初期の建造物にしか見れられない積み方で、徐々にイギリス積みが主流なっていきます🧱フランス積みのレンガ造りということで、貴重な明治の建造物とも言えるでしょう❣️