アプトの道で巡る 煉瓦の歴史探訪。
旧丸山変電所の特徴
碓氷峠の鉄道遺産で、美しい煉瓦造りの歴史的な建物です。
アプトの道を通ると到達する、重要文化財に指定された変電所跡です。
日本初の電化を支えた、明治45年に建設された貴重な史跡です。
トロッコ列車で訪れました。アプトの道を歩いても行けます。内部は普段は見学できないそうです。外観を見るだけです。内部を観れる見学会もある様です。時代を感じる変電所跡ですね。6600Vの交流を1500Vの直流に変えて電車に送電するそうです。右側の建物が蓄電池室で左側の建物が機械室で交直変換していたそうです。変換用の回転変流機の一つは鉄道文化村のアプト式機関車の所にあります。なおトロッコ列車では行きは5分程度停車して写真など撮る時間がありますが、温泉から文化村に戻る時は停車しません。ご注意を。
アプトの道の途中にある史跡。旧碓氷峠鉄道施設 1893~1937年、明治26~昭和12年旧丸山変電所機械室 1911年、明治44年旧丸山変電所蓄電池室 築年、機械室同様重要文化財 登録 02287建物だけではなくて 碓氷峠 鉄道に繋がる橋梁、隧道の一帯が同じ登録番号で紐付いていて、少し離れた熊ノ平変電所本屋 も一部に含まれます。旧丸山変電所、アプトの道と呼ばれる線路を埋めた道の途中にあり、今は碓氷峠鉄道文化むらからのトロッコ列車、または鉄道文化むらの駐車場に停めて徒歩で1キロほど舗装された遊歩道にて行くことができます。峠の湯から来ても同じくらい。アプト、はアプト式という坂道を登るための駆動システム?ギアチェンジみたいな?ところから来ているらしく、隧道橋梁の道全長は6キロちょっと。なので坂道の真ん中くらいにあります。トロッコ列車が走るのはその一部。鉄道文化むらの受付で入場券+トロッコ列車代を支払う。トロッコ列車は時間確定チケット。帰り(行き先が峠の湯なので)は乗れるのに乗っていいみたいです。1時間に一本。峠の湯(道の駅)~文化村までの2キロを走ります。20分くらいかけて登り、まるやま駅で5分ほど停車、帰りはまた15分くらいで下り、往復1時間弱くらいの旅になります。トロッコ列車は行きのみしかこの駅に停車しないので、覚悟して1キロ登りは徒歩で行こうかと思ったら、トロッコ列車が5分くらい停車してくれて、しかも客が乗り込むのを見てから出発してくれるアバウトなもので助かりました。駆けずり回って写真撮ってる自分のような客が乗り込むのを待っていてくれる。そろそろ~(乗ってほしいですお客様ー、の表情が)、なんて声かけられて。小走りにいきましたが、表裏、端から端までは行けず。でも徒歩で行くより猛暑の時期はね。お盆中ということもあり、ハイキングの人が何組か歩くのが見えました。山のなかですがアプトの道での熊遭遇は低そうです。
丸山変電所は、碓氷線が幹線鉄道で日本初の電化(アプト式電気機関車の運行)に伴い明治45(1912)年に建設され、煉瓦造りの建物2棟(機械室・蓄電池室)で構成されます。向かって左(軽井沢)側の機械室には450kwの回転変流機2基と500kVAの変圧器2基が設置され、高圧配電線(AC6,600V)をDC650Vに変換、向かって右(横川)側の蓄電池室には312個の蓄電池が設置され、列車が通らない時に充電、列車登坂時に放電して電力を補っていました。当建物は日本の近代化に貢献した鉄道施設の様子をよく示すものとしての価値が認められ、平成6(1994)年12月27日に『旧碓氷峠鉄道施設(旧丸山変電所機械室・旧丸山変電所蓄電池室)』として国の重要文化財(建造物)に指定され、その後老朽化に伴い平成12(2000)年度より改修工事を進め平成14(2002)年7月に終了、現在に至ります。碓氷峠の森公園から約1.5km(徒歩15分)ですが、2023年は全国的に熊大量出没のため、徒歩の方皆様熊よけ鈴を携帯されていました。
レンガ造りの歴史的な建物。とはいえ、東京駅や深谷駅、古い銀行などで見られるレンガ造りとちがい、質素な感じがします。横川駅からアプトの道を歩いて行ってもそれ程遠くはないですが、鉄道の博物館からトロッコ列車で来ることもできます。トロッコ列車は変電所の前で暫く停車していましたので、見学したり写真を撮ったりする時間はあるようです。中に入っての見学はできないようです。
横川駅からアプトの道を遡ると見えてくる産業遺産。峠越えに電力を大量に使ったんですね。
レンガ造りの変電所の跡地、そして信号場を再利用したトロッコ列車の駅。
横川駅からアプト道を1km程来た所にあります。丸山変電所は碓氷線が幹線鉄道で、はじめて電化されたことに伴い、明治45年に建設されたそうです。煉瓦造り建築の最盛期のもので、純煉瓦造りです。
美しいレンガ建造物中には入れない、外から見るだけ横川駅から15分程度なので、お子様同伴の際はここまでがおすすめ。時間があえばシェルパくんも見られます。
アプトの道の途中にある重要文化財の建物です。休日はトロッコ電車で来ることも出来ますが、横川駅から歩いても20分くらいの場所にあります。
名前 |
旧丸山変電所 |
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ジャンル |
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電話番号 |
027-382-1111 |
住所 |
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評価 |
4.2 |
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旧丸山変電所横川駅からアプトの道で15~30分程度のところにあります。歩くのが嫌だって人はシェルパくんに乗っていけます詳しい解説が書いてあり、非常に分かりやすかったです。ただ、少し廃墟感があって怖かったです。