圧巻の仁王像と仏像群。
建穂寺観音堂の特徴
仁王像が鋭い眼で守り続ける、圧巻の雰囲気が漂うお寺です。
小さなお堂の中に、博物館級の仏像が60余体も鎮座しています。
明治前は県内屈指の真言宗の古寺として知られていました。
仁王像が、鋭い眼で守っています。とても古い物で、傷んでいて、ちょっときゅうくつそうに見えました。お堂の中は暗く、仁王像が睨みを効かせているのもあり中の仏像を拝見するのはやめました。(仁王像を間近でよ〜く見れただけでもありがたいです。)寄木造りで、いちばん驚いたのは大きさのわりに、組み合わされている所(腕だけでもいくつも組み合わされている所が多い)が多いこともあるためか、たくさんのカスガイが打ち込んであります。令和6年10月13日。
小さなお堂の中に博物館級の仏像が60余体。そのキャップに驚かされます。迫力満点の仁王像は東海一ではないかと。恐縮された異世界でしです。地元の保存会の方に説明いただき、貴重な御朱印もいただけました。
明治の廃仏毀釈で廃寺に。かつては宿坊などもあり久能寺規模を誇っていたとの事。色々文献も残っているので調べていくと満足感がある。現地に駐車場はありません。コインパーキングすらないので街道沿いのお店の駐車場に停めさせてもらって徒歩🚶♂️かな。
駿河三十三観音霊場 十五番札所 真言宗 千手観音菩薩。
これほどの大寺院が跡形なく消えた例は奈良県天理市に存在した内山永久寺位ではないか(徹底した廃仏した水戸藩・薩摩藩除く)。真言宗寺院としては異例の常行堂とその本尊宝冠阿弥陀如来が存在したのは驚いた。見に行くかいはある、無名な史跡である。
仁王像の大きさからしても、立派な門や本堂があったのだろうと推測されるお寺かな、コロナのせいで案内人や御朱印は宣言解除後らしいので、また行ってみようと思います。
素晴らしいの一言です。静岡浅間神社境内の静岡市文化財資料館で、幻の建穂寺展を観て知りました。それもあり、現地にも行きましたが、駐車場所すら探すのもままならず、小さなお堂の中で、地元住民が仏像を守っています。お堂の中は、窓からでしか見えません。所有権もあるのでしょうが、なぜ静岡市はこんな貴重な文化財保護を更に支援して、一帯の整備をしないのでしょうか。かつて駿河屈指の大寺とされ、駿河文化の中心だった寺です。静岡市はこういった文化財、観光資源、歴史を軽視しているから衰退しているのではないでしょうか?仏像達の目が、訴えかけているように思えました。今もクラウドファンディングや自腹で守り続けている地元住民の方々には、感謝の言葉しかありません。
明治前は県内屈指のお寺だそうです。今は誰もいません。仁王門がお堂にあるのは珍しいです。再興するといいですね。
円空仏があるらしい、行ってみたい。
名前 |
建穂寺観音堂 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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基本的に建物内は閉まっており書かれた電話番号に電話して開けてもらい拝観する。駐車場の案内もあるが周りは民家で道も広く無いので注意が必要。