青梅丘陵で古豪の痕跡探し!
辛垣城跡の特徴
登山ルートに近く、急な坂道を体験できる場所です。
青梅丘陵ハイキングコースの途中で歴史を感じることができます。
石灰採掘で破壊を免れた堀切が残る貴重な城跡です。
青梅の山をトレランするついでにお城巡り。気になっていた辛垣城に行ってきました。こんな山の中に本当にお城があるのかと思いましたが、あったんですね。青梅駅から行った場合は結構な距離があります。ただし、山道はしっかりと整備されていて普通の人でも歩けます。そこまで登山装備は必要なさそうです。この辺を収めていた豪族の満たしが作ったお城のようですが、滝山城の北条氏照に責められて落城したようです。八王子からここまで攻めるのもなかなか大変ですね。まぁその後三田氏は落ち延びてさいたまの岩槻城に逃げたようなので、その工程を考えると近いのかもしれません。これは土塁かな、竪堀かな、堀切かなと思う場所が複数ありましたが、本丸と思われる場所は石灰石の採掘により当時の遺構は消失しているそうです。山城めぐりとして楽しめるお城でした。
城跡を感じさせるようなものは何もありませんでした。看板が立っていなければ誰も何も気づかないと思います。こんなところに城があったのか・・・と、心の目で見て、想像しました。
青梅丘陵ハイキングコースから少し逸れて登るとなんとなく何かあったんだなぁと感じることができる場所。看板による説明が本当ならばこんなところに城を築くなんてすごいなぁと思います。平日の静かな森の中を進むと日本カモシカに出会えました。微動だにせずジッとこちらを伺ってきて、こちらが動くと首を動かしてまたこちらを伺う様が可愛いくも少し怖い感じでした。青梅丘陵は巻道などを歩くと運が良ければカモシカに出会ことがあります。一瞬熊かとビックリしますが刺激しなければ大丈夫なようです。
雷電山の南東にある辛垣山にあり、土橋や堀切が残ります。主郭は一見豪壮な土塁に囲まれたような形ですが、実は近代に石灰岩が採掘された跡なんだとか。うーむ・・なぜよりによって主郭を狙い撃ちにするかなあ(++)
山登りのような感じでした。
JR青梅駅から二俣尾駅に到る約 10キロメートルの青梅丘陵ハイキングコース上に位置します。なかなか歩き応えのあるコースで、奥多摩の眺めとともにかつての領主、三田氏の築いたこの強固な城の空堀や切岸を見ることができます。
人跡が少ない森だ。
城跡と辛垣山山頂は少し離れています。青梅方面、榎峠方面どちらから来ても行けますが青梅方面からの方が楽な気がします。
青梅丘陵ハイキングコースにあります。トイレや補給地点がないので、ご注意ください。
名前 |
辛垣城跡 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0428-22-1111 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.5 |
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ハイキングというわり登山ルートに近く、岩や根っこが入り組んだ山道を行きます。鬱蒼とした山ですが時々景色を眺められます。