大室山に祀られた五智如来。
五智如来の特徴
五智如来像は真鶴石で作られた特別な存在です。
大室山山頂に位置し、歴史的にも貴重な史跡です。
今もおはたしと称される安産伝説が残っています。
大室山 山頂の一角に安置されているのが「大室山五智如来」。五智如来とは、密教における五体の仏で、宇宙の真理を五つの智慧(ちえ)として象徴した存在です。中心は大日如来。そこから東西南北にそれぞれ異なる如来が配置されています。これは単なる並びではなく、「宇宙の構造を視覚化した配置」だそうです。密教では世界は混沌ではなく、秩序ある構造。そのモデルを地上に表現したのが五智如来。なぜ火山の山頂に?火山は古来、霊山として信仰の対象になりやすい。大室山もまた、自然への畏敬と祈りが重なってきた場所。円形の火口という完璧な幾何学の中に、宇宙を象徴する仏を置く。これは偶然というより、かなり思想的に美しい構図だ。
五智如来この五智如来は、寛文の初め頃(一六六三年)相州岩村(神奈川県足柄下郡)の縄元朝倉清兵衛の娘が九歳で身ごもり、その安産を大室山浅間神社に祈祷したところ、無事安産したので「おはたし」と称してお礼に真鶴石で五智如来像を作らせ、船で城ケ崎の富戸港に運び、富戸の強力兄弟が、一体を三回に分けて背負い、計十五回で現在地に安置されたと伝えられています。昔から願い事を「かなえて」下さる優しい心の神様として、伊豆、相模付近の方々の信仰が深く、特に安産と縁結びの神様として参詣が多い。
| 名前 |
五智如来 |
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| ジャンル |
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| 評価 |
3.8 |
| 住所 |
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在大室山山上,別具意義。