文豪の魅力、展示で堪能!
神奈川近代文学館の特徴
港の見える丘公園に設立された文学館で、企画展が盛況です。
常設展では夏目漱石や太宰治の資料が観覧可能で、貴重な展示が魅力です。
文豪ストレイドッグスとのコラボイベントがあり、ファンにも嬉しい催しが多いです。
安部公房展示会に来館しました。65歳以上は入館半額になります。但し、身分証明書等が必要になります。食事できるレストランもあるので、1日ゆっくりとみることができます。
2024.2【観覧料】一般260円。特別展の場合は展示による(700円程度)1984年開館。神奈川県ゆかりの文学を中心に近代文学に関する所蔵資料が130万点以上あるそうで(2022年3月末現在)、近代日本文学を専門とする国内最大規模の資料館です。展示室入ってすぐに夏目漱石のコレクションがあり、まずこれが素晴らしい。漱石の遺族から寄贈されたもので、漱石山房の雰囲気を感じられます。※新宿区に漱石山房記念館がありますが、あくまで再現となっています。色々な文学館や作家の記念館にも行ったことがありますが、文学館ならではの難しさを感じています。それは作品を味わうならば小説や随筆を読めば良いし、絵画や美術品とは違うので物としての観賞価値は低くなってしまいます。こちらは学芸員の技量なのか、様々な作家の特徴的な部分が分かりやすく、また時代背景や神奈川という土地ならではの特徴と併せて展示がされているので見応えがあります。
常設展だけでも見応えがあります。じっくり見ていたら、見始めてからちょうど2時間ほど経っていました。3種類のスタンプを自由に押せるコーナーが展示のすぐ始めの場所にあります。スタンプがあるとテンションが上がりますよね。常設展には、展示に関する問題が載っているワークシートという冊子が配布されていました。お土産コーナーで、ポストカードが近代文学館オリジナルのものでお値段は60円からありました。
「小津安二郎展」を観に久しぶりに入館した。文学館で映画監督の特別展をやるのは珍しいのではないか。代表作の「東京物語」は英国映画協会「Sight\u0026Sound」誌の2012年度「映画監督が選ぶ史上最高の映画ベストテン」で、堂々の第1位にランクされた(昨年は同4位)。その世界の小津の貴重な書簡、日記、脚本、撮影機材などが多数展示されているが、中でも小津作品に登場する女優達のモノクロのスチル写真が目を惹く。原節子、京マチ子、有馬稲子、香川京子、久我美子、司葉子、岡田茉莉子、岩下志麻・・・美貌と演技力だけでなく、気品と知性を兼ね備えたまさしくミューズ達であることを実感した。なお、館内は撮影禁止。著作権の問題もあるので、個別の展示品を撮る気はないが、室内のレイアウトだけでも撮りたかった。
敬愛する小津安二郎監督の展覧会を生誕120年、没後60年を記念して開催。この文学館は初めて行ったが、きちんと調べられた上に必要不可欠な展示が整っていて期待以上の出来だった。東京からだとちょっと遠いが、期間中もう一回行くつもりだ。
港の見える丘公園へ行った際ブラリと入るのに良。たまたま行ったら小津安二郎展やっていてラッキーだった。
没後50年 川端康成展に行ってきました。本日最終日でした。12月3日から「文学の森へ 神奈川と作家たち」はじまります。魅力的な企画やイベントがたくさんあります。
堀内誠一展のため脚を運びました。振り返れば20年ぶりくらいかも。色々程よい施設ですよね。広すぎず狭すぎず、便利過ぎず不便過ぎず。常設展示と合わせて入館料600円は、企画展の好みによるとしか言えない・・・平たく言って常設展示の内容に600円はちょっとキツいかな(^_^;)平日日中と云うこともあってか、会場はガラガラ。絵本作家と云うイメージしか持って来なかった堀内氏ですが、こんなにマルチに活躍していたのだなーぐるんぱ知らない人でも楽しめると思います。
全国にある文学館の中でもトップクラスに君臨するのではないかしら。とてもステキな場所。定期的に企画展を検索してしまう。常設展では夏目漱石ゆかりの品がある。品のある佇まい、風致豊かなロケーション。デートにも良いし散歩にも良いし。考えごとするのにも向いている。おすすめ。
名前 |
神奈川近代文学館 |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-622-6666 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.2 |
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『鐘の鳴る丘』港の見える丘公園に1984年設立。隣接する霧笛橋(1986)大佛記念館(1978)ともに、岡山児島郡出身の浦辺 鎮太郎設計。入館料は一般700円。交通系は可。木漏れ陽の中、9:30に入館。常設展は、県の風土と作家達、この建物の模型など、見易く配置、整理されてます。初めて観た漱石の筆跡がとても可愛らしかったです。特別展は「帰ってきた、橋本 治」桃尻娘最終6巻の舞台が当地なので、帰ってきた、ハシモトくんです。橋本さんから、学ぶもの。よくわからないものであっても、「これは美しい」と直感したナニカを、手に取って、確かめて、身につけていく技法。順路を辿り、おおくぼさんの写真は入念にチェックしました。若かりし頃の「自室にてジャンセンの水着を着て」🌊 は強烈な存在感です。「20世紀」展示の創作年表は、始まりの1901年と1923年。「学問のすゝめ」福沢 諭吉さん68歳病没と、フランス山も被害を受けた大震災(9月1日 11時58分)の年。追記:近くの山手の小学校では、ピストルの音と運動会の歓声。来夏は、バラの花が香る庭園近い、本牧の三渓園あたりに来訪したい。暗夜のLotusよ( 花になったのさ!)初夏の泥水で、花咲く夜明けを待ち侘びる蓮達に、会いに行きたいな。「浮上せよと、花はうたう」それでは、明日も咲顔で「みんな仲よく お休みなさい!」