記憶のひきだしが光る、国立の緑道。
「記憶のひきだし」長野真紀子の特徴
記憶のひきだしでは、長野真紀子の彫刻作品が楽しめます。
JR国立駅から大学通りの緑道を歩くと作品が見られます。
全国野外彫刻コンペティションにて選ばれた16点が展示されています。
JR国立駅/南口を出て 大学通りの緑道を歩いて行くと、"全国野外彫刻コンペティション"で選ばれた作品16点が展示されています。その中のひとつ🇯🇵長野 真紀子(1986- )の作品「記憶のひきだし(2015/設置時期)」。この作品は「くにたちアートビエンナーレ2015」第1回野外彫刻展にて"優秀賞🥇"を受賞。こちらは、"家と滑り台"の作品。「作品の階段の数は国立市の創立が48年(2015年度)にちなみ、48段の階段を1年1年の積み重ねの意味を含め制作した。家の形には貫通した扉を掘り、滑り台と扉を向かい合わせにする事で、現在も蓄積し続けている記憶と過去の記憶との関係性を表現している。この作品を見ることで人が持っている記憶が想起され、この街が私達と共に有り、幸福感を与えてくれる場の証明になることを願い制作」…との事。可愛らしい作品。
長野真紀子の彫刻作品「記憶のひきだし」。くにたちアートビエンナーレ2015 第1回野外彫刻展で優秀賞に選ばれた。
| 名前 |
「記憶のひきだし」長野真紀子 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 営業時間 |
[日月火水木金土] 24時間営業 |
| HP | |
| 評価 |
4.3 |
| 住所 |
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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国立市(くにたちし)は、ドイツ ニーダーザクセン州にあるゲッティンゲン(Göttingen)の街を参考にして、碁盤の目のような街に都市計画されました。しかし、碁盤の目のように造られた街並みは、どこも似た景観で、覚えにくく、いまだとても道に迷いやすいところです。整理された記憶のための引き出しのように見えて、実際は記憶の引き出しになっていない。むしろ混同の原因になっています。欧州だったら、そのような街には、要所要所に、異なって系列だてられた印象の強い様々なオブジェ(彫像 塑像)等 を置くことでしょう。そうしたオブジェの本当の意味は、心の像であり記憶の引き出しです。単なる芸術作品(アート)のみにとどまるものではありません。記憶は、その者の全ての経験等に結び付いています。霊魂に直接結びついていて、何らかの「関連」に触れることで、その関連部分に霊魂のエネルギーが発生します。想起もまたそうして起こります。時が過ぎることで一部の記憶は薄れますが、すべては失われず、その主要な部分や、多くの部分の痕跡は、深い観念の中にとどまり残り続けます。一部は薄れゆき、また別の一部は自発的に、あるいは自然に形成されることがあります。「既視感(デジャブ)」もその副産物です。こうしてできた長い記憶において想起は確実です。想起は、他の記憶を連続して呼び戻す場合さえ珍しくありません。むかしの現実の記憶とは多かれ少なかれ その内容を違(たが)えていることも多いのは、記憶の様々な関連の中で、その出し入れが繰り返され、熟成し再統合され又は干渉、萎縮等して、その記憶の土台や枠組み自体も変化していった証拠です。そこには、最高のもの(共感や理性、そして知恵など。)が生まれる蓋然性を含みます。それが美しい記憶、豊な記憶になっていたのであれば、それは「幸福」です。