集落の無人神社で外部の住職さんを待つ。
若林香取神社の特徴
外部から来た住職がいる、ユニークな神社です。
無人の神社が集落の中にあり、静けさを感じます。
風情あふれる境町の中にひっそりと佇んでいます。
集落の中にある無人の神社。若林香取「神社」とあるが、本堂に安置されているのは神様ではなく仏様。つまり「神社」なのになぜか本尊が安置されているあべこべな場所。基本的に無人なので、管理は地域の氏子や定期的に地域の中で選ばれる役員によってなされる。つまり「神社」のはずなのに「神主」を置かず「神社本庁」などから神主を遣わされる事もない。典型的な田舎の目印としての「神社」のようなもの。毎年のお盆シーズンに行う「世餓鬼供養」「卒塔婆供養」も決まってここで行われる。その際に読経に来るのは神主ではなくお坊さん。供養事で使われるのだから、もちろん葬式にも使うことができる。読経に来るのがお坊さんと言う所からも分かるように、ここを統括してるのは「さしま少年自然の家」近くに建つ「大照院」です。昔から仏さんを安置していたし、子供の頃は神仏併合とか難しい事は分からず「神社」は「神社」「お寺」は「◯◯寺」「◯◯院」「◯◯苑」と呼ぶものと思い込んでいたが大人になってから考えると、やっぱりあべこべ感がある。表向き(?)は「神社」なので、お手水場のような水場もあるしそこには水道もある。無いのは「杓」神社なのにあるのは「鐘」と「神輿」おそらくは神仏併合当時から神社呼ばわりされてきたんだろうが、神社らしさがあると思えばお寺らしさが混ざっている。境内は本堂の周りは開けているが、その外側は杉林や民家がある。神社西側はのどかな田畑が広がり、天気のいい夕方には夕焼けの中に紅富士が見えることもある。春の桜の時期には、この西側で花見もできる。毎年6月には祭礼として大杉大神のお祭りを催す。静かで、のどかで、景色もいいのに少々管理が手薄で雑さが見受けられるのがもったいないところ。
名前 |
若林香取神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.8 |
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住職さんは外部から来ます。公民館として利用しています。