中世の城塞で礼拝体験を。
横浜山手聖公会の特徴
横浜山手聖公会は中世の城塞を思わせる独特な外観を持つ教会です。
神奈川県横浜市の横浜開港の歴史と深い関わりがあるプロテスタントの礼拝堂です。
横浜山手聖公会。1931年(昭和6年)礼拝堂竣工。設計はJ・H・モーガン。外形は大谷石を使ったノルマン様式。
ヨーロッパの古城のような日本聖公会の教会堂です。どっしりと街に溶け込んでいて、ライトアップも落ち着いた光で照らされていました。
歴史あるプロテスタント教会コロナ禍の影響か、訪れた時は外観を愛でるしか叶いませんでしたが、中にも入ってみたいんですよね。大谷石を大量に外壁に貼った重厚な城塞にも見えるノルマン様式教会。1931年(昭和6年)関東大震災で倒壊した煉瓦造の旧聖堂に替わって、アメリカ人建築家モーガン(JayH.Morgan)の設計により再建された、鉄筋コンクリート構造。この聖堂は1945年(昭和20年)の横浜大空襲にも被災し、屋根がすべて焼け落ち、2年後に修復されるまで、小屋組の鉄骨が剥き出しになった状態が続いていたそうです。現在の聖堂の内部については、戦後の修復によるもの。1923年(大正12年)の関東大震災によって元々煉瓦造の教会の多くが倒壊・焼失の憂き目に遭い、耐震耐火構造である鉄筋コンクリート造になった。煉瓦は、耐震性がほぼ0と言われ国内にも本当に少なくなってしまっていますね。
関東大震災、第二次世界大戦の空襲、更に放火に遭いながらも再建され、現在も建てられた当初の聖堂の姿を堅持しているそうです。尖塔がない石造りの教会です。
現在の礼拝堂は1931年に竣工しました。横浜市認定歴史的建造物に認定されています。
イギリス国教会系(日本聖公会)。最近は、いつも施錠している。
現在は非常事態宣言のため、礼拝は休止していますが、本当なら主日(日曜日)に礼拝を行なっており、見学することが可能😅最初はジョサイア・コンドルの設計によるヴィクトリア朝様式の煉瓦造り建築でしたが、関東大震災により聖堂は崩壊してしまい、その後仮聖堂を経て現在の聖堂が建てられました。現在の聖堂はJ・H・モーガンの設計によるノルマン様式の建築となっています☺️周りには、西洋館がいくつもあるため、それらを回るついでに訪れてはいかがでしょうか。
プロテスタント系の教会の中でも余り見かけない英国国教会の教会。再建からまだ四半世紀もたっていないが周りの建築と違和感なく見る事が出来る。
横浜市が指定する歴史的建造物で山手の地にふさわしい。
名前 |
横浜山手聖公会 |
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ジャンル |
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電話番号 |
045-622-0228 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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ランドマークタワーを思い起こさせるような四角い建物で、教会というより中世の城塞のようです。細長い三葉アーチの窓に教会らしさを感じます。元々の建物は明治34(1901)年にイギリス人建築家ジョサイア・コンドルの設計で建てられますが、関東大震災により崩壊、昭和6(1931)にアメリカ人建築家J.H.モーガンによって現在の聖堂が建て替えられたそうです。外観は石造りに見えますが、大谷石を貼った鉄筋コンクリート製なのだそうです。そうは見えないのですが、耐震性を考えたのでしょうか。山手111番館やベーリックホールを設計したのもJ.H.モーガンですが、随分、作風が違うように感じます。