目白台の小社稲荷で一息を!
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| 名前 |
稲荷 |
|---|---|
| ジャンル |
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| 評価 |
4.0 |
| 住所 |
|
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ストリートビューの情報は現状と異なる場合があります。
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桂林寺参道の近くにある「稲荷」は、目白台を歩く人なら一度は足を止めるべき小社です。文京区目白台3丁目、桂林寺の参道や鉄砲坂の近くにあって、護国寺の門前のにぎわいから少し離れただけで、急に土地の古さが前に出てきます。目白台は、武蔵野台地の東端に近い高地で、坂を一本下るだけで景色と空気が変わる土地です。次に鉄砲坂。護国寺側から桂林寺・稲荷神社のほうへつながる坂で、この界隈の高低差を体に教えてくれる坂名です。そして桂林寺。寛永5年創建の臨済宗妙心寺派寺院で、麻布から目白台へ移ってきた歴史を持つ。寺の参道の近くに稲荷があるという配置そのものが、江戸の寺町・門前の構造を今に残しています。社地には菊花石も伝わり、これは文京区指定有形文化財。見た目の雅さだけでなく、目白台という静かな住宅地に、自然石へのまなざしと信仰が同居しているのが良い。私は文京区の坂道と寺社、それに食べ歩きが好きで、護国寺から目白台へ上がる日はこのあたりをよく歩きますが、この稲荷は「大きな名所」ではないのに、散歩の質を変える力があります。大社のように情報が多すぎないぶん、鳥居、社殿、台地の風、その三つで十分に記憶に残る。こういう小さな信仰の場が、きれいに保たれ、今も自然に手を合わせられる状態で残っていることがまずありがたい。目白台の町が持っている静かな底力を、ここでちゃんと感じました。