周辺のオススメ
スポンサードリンク
スポンサードリンク
出羽三山(月山・羽黒山・湯殿山)は古くから修験道場として開かれました。近世以降、一般人もそこを登拝する風習ができ、出羽三山講や三山講(さんやまこう)と言う「参拝ツアー」が盛んに行われました。出羽三山供養塔(塚)とは、出羽三山参拝の記念に設置された石塔です。当時、遠隔地への「参拝ツアー」はかなりの出費だったと推察されますが、地図上ではこの近辺に多数の出羽三山供養塔(塚)が確認できます。これは、当時の内房地域の良好な経済状態を示唆すると考えられます。自動車道をそれ、鬱蒼とした里山の中へ入ります。そこを通る未舗装路を10分ほど歩いたところにこれはあります。供養塚は道路より3mほど高いところにありました。下から見上げると5-6個の石塔が見えました。周囲にはドクダミが群生していて、歩を進めるごとにその匂いが立ち込めます。石碑の裏には日付が彫られていました。明治14年、25年、大正9年、昭和17年、26年、47年、51年、61年、平成8年、9年、これ以降の記録はありません。この風習が途絶えたのか、ただの中休みなのか……いにしえに 詣でしひとの影はなく 草むす碑 何を伝うか只見 白麻呂(ただみの しろまろ)