国宝那須国造碑、身近に感動。
那須国造碑の特徴
国宝那須国造碑は日本三古碑の一つで、歴史的価値が高いです。
社務所での予約制で、丁寧な説明を受けながら拝観できます。
当の碑は上品な文字が刻まれ、間近での鑑賞が可能です。
凄いとこにきた!拝観料1人500円。
けして大きくはない神社だが、歴史的価値は大社クラスに引けはとりません。行って良かったです。
国宝の碑【撮影禁止】は、社務所にお願いして案内つきで拝見する形となります。そこまでしなくても…という方は、神社自体の雰囲気や、周囲の美しい田園風景だけでも歴史は感じられると思います。
日本三古碑のひとつ。1300年以上前に刻まれた文字が、端正に配置され、一文字ずつしっかり読み取れる。事前に宮司さんが懇切丁寧に解説して下さるが、それだけでも拝観料500円の価値はある。
2022年1月4日に初詣を兼ねて笠石神社に参拝しました。那須塩原駅で新幹線を降りたため、直接現地に向かうバス路線が有りませんでした。西那須野駅から関東自動車馬西線に乗り、佐良土で下車して、徒歩で向かうのがベストです。但し、相当な距離を歩くことになります。片道200円でした。神主さんから説明を30分ほど受け、社殿の扉を解錠してもらって、実物を間近に見学させていただきました。江戸時代初期まで、苔に覆われて野ざらしになっていたとは思えないほど、碑面に光沢があり、驚きました。一度、覆堂が火災に会ったと聞いていますが、熱で石質が、もろくなっているようにも感じられません。書道史上の日本三古碑(多胡碑、多賀城碑)の一つです。北魏風の楷書体ですが、若干、唐代の影響が見られる六朝風の書体です。鋭利な彫画は、大変気品に満ちて清々しいものでした。国宝に指定されているのも当然だと思います。永昌元年己丑689年4月に飛鳥浄御原の大宮(持統天皇)の治世に追大壹(ついだいいち)の位階であった那須国造である那須直韋提(なすのあたいいで)が評督に任命されたと記されています。その後、韋提は、康子(庚子)年700年の正月2日に亡くなったとあります。意斯麻呂(おしまろ)たちが、韋提の遺徳を顕彰して墓碑をしるしたとなっています。この碑の重要性は、大化の改新によって大化2年646年に各地方国(主長は、国造)が、評(長官は、評督)に刷新されたことを証明している点です。大宝元年701年以降は、更に評が郡(長官は、郡司)に変わりました。地方豪族首長制から中央集権体制に切り換わることを記している碑文だということです。この石碑は、黄門様で有名な水戸光圀公が、佐々介三郎宗淳(さっさすけさぶろうむねきよ=助さんのモデル)を遣って碑堂を建立させたことでも有名です。笠石神社の始まりが、ここにあります。また、介三郎は、光圀公の指示で近くの下侍塚古墳と上侍塚古墳を発掘調査しています。我が国初の学術的発掘調査であったため、神社には、「日本考古学発祥の地」の石碑も立っています。
看板は地道ですが日本3古碑の一つ。明治時代から国宝にしてされています。今穴場なので時間のあるかたは是非。
歴史を感じました。
実物拝観は事前予約して下さいね!
日本三古碑の1つで、国宝指定なものが、こんなに身近にあり感動しました。見た目は、知らなければ素通りしてしまう感じですが、飛鳥〜奈良時代の歴史に触れられます。
名前 |
那須国造碑 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0287-98-2501 |
住所 |
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評価 |
4.0 |
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国宝「日本三古碑」の一つ。碑そのものが御神体の為、撮影は禁止です。神主さんの説明を聞いてから(500円&説明時間調整可)、開放して頂き拝見する事ができます。