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詳細な説明板が設置されているので、ここでの説明は補足のみとします。【六地蔵】六地蔵と言えば、亡者を極楽浄土へ導くために設置するものなので、寺院や墓地で見かけることが多いのですが…と思ったら案の定、裏に墓石が安置されています。戒名や墓石の形状だけで察すると、一般の方だけでなく仏僧関係者もいらっしゃるようですね。【庚申塔】庚申塔自体は珍しいものではありませんが、こちらの庚申塔は1700年代の物の中では格段に良い状態で保存されている貴重な伝承石です。せっかくなので繊細な刻印を間近で確認しましょう。・御神体青面金剛(しょうめんこんごう)頭上:髑髏(どくろ)右手:三叉槍(さんさそう)、宝剣(修理痕あり)、矢左手:法輪、ショケラ、弓足下:邪鬼(両手を広げている)※ショケラとは悪事や邪念の象徴で、それを抑えつける、など諸説あるようです・背景天井:太陽と月足元:二鶏(左右に雌雄のニワトリ)邪鬼下:三猿(見ザル聞かザル言わザル)以上のように彫物は極めて基本に忠実で、特に珍しいものではありません。本来、庚申信仰には青面金剛を描写するうえで仏教上のルールがあるのですが、そこは200年以上前という環境で十分な情報も無く、当時の石工は悩んだわけです。先人の描いた絵や像を参考にして、あるいは口伝によって得た情報と、足りない部分は自分の想像で彫るしかありませんでした。つまりアートが入るのです。二つと同じ庚申塔はありません。庚申塔は今でも各地にたくさん残っていますので、ぜひ近所の庚申塔を探して、当時の石工たちのアートを楽しんでください。