三床山の麓で、歴史を感じる神社。
鹿嶋神社本殿の特徴
三床山ハイキングコース入口に位置し、訪れる人を癒します。
鹿嶋神社本殿は豪商を祀った歴史深い神社です。
敷地内に嘉永二年の石灯籠や水盤が設置されています。
いつも、三床山に登る時は、必ずお参りしてから、登るようにしています。
鹿嶋神社本殿主祭神 武甕槌命 経津主神 天児屋根命配祀神 高龗神 大山祇命 大日孁貴命 稲倉魂命 素戔嗚尊 誉田別尊 伊邪那美命 柿本人丸朝臣命境内社 白山神社(白山姫命) 兼孝神社(石井兼孝神霊) 報国神社正治元年(1199)に戸奈良五郎宗綱が常陸の国鹿島神宮より勧請し、三床山の麓に奉祭されました。佐野家が尊崇していましたが、衰退後は村の鎮守となっています。天保二年(1831)火災に遭い、天保十年(1839)に再建。明治五年(1872)に村社となりました。明治四十二年(1909)二月に戸奈良町1729にあった「高龗神」を祭神とする無各社の「八龍神社」を合祀しました。その後も同年六月に八坂、八幡宮、神明宮、稲荷神社、人丸神社、三王神社、白山神社を合祀しています。本社は人里から離れ,参拝に不便であったため,昭和二十七年(1952)戸奈良町2008に遥拝殿を建立しました。神社入口の幟立てにある石灯籠は、嘉永二年(1849)歳次己酉春二月上澣建。参道を進むと文久元酉年(1861)の「猿田彦大神」石塔があり、杉巨木に挟まれるように、弘化五年(1848)龍集戊申春三月吉の神明鳥居があります。鳥居の柱からこちらを覗き見るように、小さな可愛い昭和五年(1930)三月の狛犬さんが居ます。参道を進むと嘉永紀元戊申(1848)九月の石手水の置かれた手水舎。石段を上ると左右に嘉永二酉年(1849)三月吉日の石燈籠があります。石段の上、境内には鳥居の狛犬さんよりは新しい通常サイズの狛犬さんが居ます。境内右手に正徳四年(1714)甲午二月の手水石。並んで、奉納御寶前 明和六己丑年(1769)の石燈籠、文化六己巳年(1809)五月吉日の石燈籠があります。その奥に慶應元年(1865)の石碑があり、並んで小さな石祠が二基ありました。一基には鎧武者が刻まれています。境内左手には鹿島神社修復記念碑。「揺らぐとも よもや抜けじの要石 鹿島の神の あらん限りは」と刻まれています。境内左側にも石燈籠が並び、その奥に境内社石祠が二基、少し高い所にあります。遥拝殿の所の祀られ方を考えると、この二基が「報国神社」と「包孝霊社」であろうと思います。石造物の300年以上前に刻まれた文字が現在も読めるのですから、長く村の方に尊崇されて清められてきたのだろうと思います。(サイト「栃木県の神社 kyonsight」参照)
境内が綺麗に掃除されている。駐車場が閉鎖されたので困る。
少し寂しい感じだけど厳かな雰囲気があるので。
三床山登山口であり駐車場10台ほど。3月末の花の時期には平日朝から満車。無人だが巨木のある立派な社殿。
三床山の登山口になっており、駐車場があります。県道からの入り口がわかりにくいです。
三床山に行くならここの駐車場。10台以上停められますが、結構人気の山なので埋まりやすいです。
嘉永二年の石灯籠や水盤があります。
戸奈良地区の豪商を祀っており、参勤交代の時代に地区の借金を帳消しにしたことを教わりました。
名前 |
鹿嶋神社本殿 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.7 |
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三床山ハイキングコース入口にひっそりと佇む神社。山中の安全を祈願してから山に入ります。