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名前 |
八幡神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.0 |
酒巻八幡神社(さかまきはちまんじんじゃ)御祭神 誉田別命境内社 合殿(諏訪神社・稲荷神社・半田稲荷社・若宮神社・浅間神社)由緒利根川と福川の合流点に位置する酒巻は、昔河岸があり、江戸時代から明治初頭にかけて江戸との生活物資の水運によって栄えたといわれています。地名の由来は「水逆まく故、逆巻が酒巻に転じた」といいます。逆巻の地は、関東造盆地運動による地盤沈下が激しく利根川氾濫による堆積作用と重なって、水田下に二十基にも及ぶ古墳が確認され、酒巻古墳群と称されています。多くの埴輪が出土し、特に14号墳より出土した、旗を立てた馬の埴輪は、国の指定重要文化財となっています。明細帳によれば神社の勧請は古く天喜五年(1057)伊予の守源頼義によるものとされています。酒巻八幡神社は利根川に隣接していて、嘗ては水害も多く、堤防拡張工事により氏子が強制移住させられることも多かったといいます。神社の先には地蔵尊があり、八月には地蔵祭りがあるといいます。子育ての神として子供が生まれると、お地蔵さまに赤い着物を着せていました。八幡さまとお地蔵さまで、武神と子育ての信仰が象徴されていました。(ブログ「皿尾城久伊豆大雷神社」参照)令和四年十月現在、八幡神社は鳥居の破損と、社殿前面にブルーシートを巻き「立入禁止」と表示されておりました。地蔵堂も撤去されて、基礎部分のみ残っていましたが、もしかしたら行田市都市計画に基づいた整備の一環なのかも知れないとも思いました。修復でも再建でも、御遷座でも、利根川氾濫による堆積作用のように、歴史を積み重ねて行けるようにお祈りしています。(個人的な感想です)