富津市に眠る女型巨人伝説。
姥石の特徴
人工的な巨石が印象的で、来歴が謎めいています。
女のダイダラボッチが落とした石臼の一部の伝説が残っています。
富津市の女型の巨人伝説と深く関わる神秘的な場所です。
女のダイダラボッチが落として行った石臼の片割れと聞いた巨石です。けど石自体が女性を表している気がします。なんか触ってはいけない気がする…。
気になっていた場所であれこれ調べてましたら。前回に投稿された露崎慎一氏の推理に驚きました。私もそう感じましたね。露崎氏の伝説と別説には、猿と遊び飽きて、話し相手の大男を探しに旅立った、その時落とした石だと言う説。「女でぇでっぽ」まず日本のダイダラボッチ伝説は大男なのにここは女性なのはなぜか?石本体が八角形、石材はいわゆる房州石の砂岩質で、正面下部には加工した時の痕跡があり、縄文期の巨石信仰遺跡とは考えにくいと思いました。次に、説によれば、元はこの石と対になる石があったということから陰陽石とすれば、ここから、南に陽の石があり何らかの呪術に使用されたのでは?陽の巨石を仮定すると何処に有るのでしょうか?伝説から私は、この石は女性神として存在していると思います。次に、石が女性神の姥神様「イシゴオリウバノミコト」説もありました。しかし、私は、姥神様ならば、しかるべく大事に祭られ何らかの記録が残るはずだが、(確かに石の窪みに、お賽銭がありましたが)。地元の方に聞いたら、触ると火災や災難が起こるタブーが今でもあるのですが、恐ろしい「祟り神」故に崇めて祭られないのは何故でしょうか?このタブーは何故発生したか?。いつ、誰が、何のために?私は女性神の謎の石と感じますね。学術的な検証を求めたいところですが。謎の姥石はそっとしときましょうか。側の湊川のツララだけが何かを知ってるようでした。
うばいしは 由来が解らないと只の石。入口付近のお店の女店主に話しかけてみてください、、由来の書面をいただけるかもしれません!。感じの良い人です。
富津市には女型の巨人伝説が存在する。「女でぇでっぽ」その昔志組谷に大女が猿たちとともに暮らしていた。人々はこの大女をでぇでっぽと呼んだ。大女は大岩ほどの#石臼 で粉を挽き、団子を作って、猿たちと分け合って食べた。ある年日照りが続き、大女が飲み水にしていた沼の水が減り、沼の主が「これからは他で飲んでくれ」と言った。大女は「他の沼では足んねえから、飲ましてくれ。」と頼んだが、主には断られた。怒った大女は、命の次に大事な石臼を袖に入れ、富津岬から富士山へひとまたぎし、走っていった。そのとき、大女の袖が破れて石臼を谷へ落としていった。その石臼は今も志組谷にあり、姥石と呼ばれている。湊川上流域に姥石と呼ばれる岩が鎮座している。石臼という設定なんだが、卑猥な形に見えてしまう。除夜の鐘は突いたけど、まだ煩悩を拭いきれていませんorz
色々な言い伝えのある石。上にある石は触らないほうが吉。公共交通機関の場合、内房線 上総湊駅から天羽日東バス・戸面原ダム線を利用、姥石で下車、姥石の看板を目指します。
色々な言い伝えのある石。上にある石は触らないほうが吉。公共交通機関の場合、内房線 上総湊駅から天羽日東バス・戸面原ダム線を利用、姥石で下車、姥石の看板を目指します。
名前 |
姥石 |
---|---|
ジャンル |
|
電話番号 |
0439-80-1291 |
住所 |
|
評価 |
3.5 |
周辺のオススメ

来歴の良く分からない人工的な巨石。個人的には塔の礎石ではないかという気がしますが、それなら他にもあるはずで、何で一つだけこんなところに転がってるのか・・・・・・いずれにせよ砂地が多く、巨石や磐座系に乏しい房総半島では貴重なスポットのように思います。