室町時代創建、緑美しい神社。
大原神社の特徴
残る歴史を感じる室町時代創建の神社です。
美しい緑に囲まれた、澄んだ雰囲気の場所です。
御祭神に藤原氏と忌部氏の祖先神が祀られています。
緑がとても美しい。
御祭神天兒屋根命 藤原氏の祖先神天大玉命 忌部氏の祖先神由来創建の時期は定かではないが、「久留里記」という人皇第三十九代弘文天皇の事績を記した古記録などによれば、室町時代文明年間(一四六九~一四八六)以前に、奈良の春日神社から遷宮祭祀し、氏神様として郷人から深く崇敬されて今日に至っている。棟札によると、天正五年(一五七七)地頭の里見義弘が社殿を再建し、神田を寄進されたとあり。その後慶長七年(一六〇二)には、領主の土屋民部少輔忠直が武運長久の祈願をし、以降代々土屋の領主たちが守護神として厚く崇敬し、例祭には必ず代参として役人を遣わし、礼拝を怠らなかったという。寛文十二年(一六七二)からは、亀山郷五十七ヶ村の鎮守の神として例祭を七月五日(明治維新以後は八月十五日)と定めて、領主の代参と祭事の警護員としての役人の派遣を定例とされ、神楽を奉納し国家案穏・五穀豊穣・武運長久(太平洋戦後は交通安全)・無病息災の祈願を絶やすことなく今に伝えている。貞享元年(一六八四)には、拝殿の新築が成され、時の地頭は酒井河内守で星野神社と記されている。嘉永四年(一八五一)には、大改修が行われ、今本殿の随所には、波の伊八、三代目武志伊八郞信秘の作と伝えられる装飾彫刻が見られる。【現地案内板より抜粋】線路の反対側、久留里街道から大きな一の鳥居が見えて、急遽立ち寄り。一の鳥居から直角に曲がった、田園に囲まれた一角に鎮座。本殿の三代目波の伊八作と伝わる彫刻はガラス板がはめ込まれ、厳重に保管されている。
お詣りした日:令和4年3月15日駐車場:不明。路肩に停めました。田んぼのなかに森があり、静かに鎮座しています。ほんと、静かで心地よい風にあたりながらお詣りできました。
室町時代創建と伝えられる神社。社殿装飾彫刻は波の伊八 三代目武志伊八郞信秘の作とのこと。
11月初め位に、仕事で近くに来たので参拝しました。畑に囲まれていて、開けた風景の中にポツンと存在する神社です。神社はおろか、周囲にも人影はなく、昼間だと言うのに、境内は静寂に包まれていました。まるで時が止まったかの様な境内を歩いていると、自分が此の世成らざる場所に迷い込んだのではと、錯覚してしまいそうになります。時折耳に届く鳥の囀ずりが、此処が現世なのだと思い出させてくれました。有名な神社の様な、絢爛華麗なお社は無いです。由緒正しき、参拝者が絶えない神社でもないです。掃き清められた、清楚な境内ではないです。苔生して、枯れ葉が舞い、現世から切り離されたかの様な、鬱蒼とした木々に囲まれた神社。しかし、そこには静謐が有り、有名な神社にはない趣きと、時の流れに研磨された美が存在していました。そこは確かに神域であり、長の年月を見守ってきた神様の在す神社なのだと、私は思いました。観光地化された有名な神社よりも、こう言う神社が好きな私としては、とても素晴らしい時間でした。地元の方々しか来ない神社でしょうが、近くに来る事があれば、寄って御挨拶するのも良いと思います。私も、また近くに来たら寄りたいです。
少し台風の影響で瓦が飛んでいましたがきれいな神社でした。
名前 |
大原神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0439-27-2203 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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中々綺麗な雰囲気。趣きありますね。