夕暮れの多摩川、歴史感じる瞬間。
日野渡船場跡の特徴
多摩川を望む美しい夕暮れが楽しめるスポットです。
江戸の雰囲気が残る、歴史を感じる史跡です。
立日橋を往復するモノレールの景色も魅力的です。
関東に入府した徳川家康は防衛上の理由から江戸に向かう川に橋を架けることを禁止しました。そのため旅人はもっぱら渡船利用を余儀なくされていましたが、ここ甲州街道も然りで貞享元年の渡船着場が日野宿寄りに改変、正式な渡しとなり日野宿がその管理をすることになります。渡船場が日野宿に接近したことによる宿場としての立場は向上したはずですが規模は拡がらず、本陣1、脇本陣1、旅籠20程度だったそうで宿泊地よりも休憩地としての役割だったと思われます。日野の渡しは甲州街道の幕府公認の「渡し場」で貞亨年間に現在の場所に指定され、大正15年の日野橋の完成で満願寺の渡しと共に廃止されます。
現在国土交通省により護岸工事中です。
夕暮れ時の多摩川の眺めが素晴らしいです。
わざわざ行く?
多摩川河川敷の一部で特に観光目的行く程の場所では無いかもしれません。
立日橋を往き来するモノレールを眺めるのも楽しいもの。川下の日野橋を過ぎ、中央高速ガード近くまで歩けば、万願寺の渡しの跡の案内板があり、土手を下りた住宅地には、万願寺の渡し公園がある。
橋の下でバーベキューをした。整備されているわけではないので、色々用意は必要。トイレは近くの公園を借りたりは出来る。
日野市に住んでから42年の月日を過ごしておりますが、渡し船と言ったら子供の頃から知っているいるのは浅川の南側の住民が日野市民プール等に行くときに乗せていただいた渡し船しか頭に入っていませんでした。私は、糖尿病を患ってから仕事帰りにモノレールの2駅分をウォーキングした際に、多摩川にも渡し船があり、その場所がここだと初めて知りました。まだまだ日野市の知らないところが沢山あります。
家の近くなので…可もなければ不可もなし。
名前 |
日野渡船場跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
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橋が無かった時代に人や物資を舟で運んでいた場所の跡。今は何もありませんが説明板があり、当時の写真もあります。往時に思いを馳せるのに良い場所。