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名前 |
香取神社 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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評価 |
3.8 |
御祭神は経津主命・日本武尊。配祀として市杵島姫命・誉田別命。市口碑によれば当社の創建は古く天慶2(939)年再建と。棟札には延宝元(1673)年再建。往古日本武尊東征の際、駿河国から白鳥先導し来り、この地に於いてその姿消ゆと。今に吾妻塚と云ひ一祠を建て吾妻神社(境内社)と称し、明治14年に日本武尊命を合祀す。また、源頼家奥州征伐の途次、ここに兵馬を休め戦勝を天神に祈る。家八幡と称し、明治40年八幡神社を厳島神社と共に本社に合祀。明治15年村社列格、大正2年供進指定。なんだかそら恐ろしいほどの伝承ですね。地名の「白鳥町」は白鳥となって天に翔った日本武尊命伝説からでしょうし、吾妻塚は、走水の海に身を投げた弟橘比売を思いながら、尊が三度嘆いた「吾妻はや(わが妻よ・・・)」からでしょうか。訪問した時、広い、そして落ち葉の境内には何十羽もの烏がいて、次々と空に飛び立ちました。白鳥ならぬ黒鳥ではありますが。その時は、先述の御由緒はまったく知りませんでしたが、古い巨木が立ち並ぶ参道を歩みつつ、人気はまったくありませんが、ここは相当に古い場所、徒やおろそかにしてはならぬ社であるとは感じていたのです。