天平の美、薬師堂の魅力。
天台宗 栄福寺の特徴
天平年間に行基が開基した歴史的なお寺です。
室町時代中期の建物としての重要文化財に指定されています。
銀杏の実が風に揺れる静かな環境が魅力です。
狭い道を通り抜けると開けた場所に登場します。向かって左に栄福寺薬師堂、藁葺き屋根に赤い建物が伝統を感じます。隣には熊野神社が祀られています。前は広場があり車が停められそうでした。
栄福寺は天平年間(729-748年)に行基による開基と伝わっています。国の重要文化財である薬師堂は室町時代の1472年に建立され、建てられた年代がわかっているものでは、千葉県最古の建造物とされています。周辺は一部狭い道路がありますが、印旛日本医大駅側からの道路は比較的通行しやすいです。
周囲の道が狭く農道と思われる道は電線で封鎖されていました。お寺の前に空きスペースがあり駐車して参拝しました。薬師堂と熊野神社が隣あって立っていました。別所地区の地蔵堂と同じような構成だと思いました。
室町時代に建立された薬師堂(重要文化財)と鐘楼が角田集落の中に静かに建っています。保存状態も良い。2021/5/3に訪問。
畑道の先にありますが車はきついです。
2020.11/07の15時頃往訪。正面、側面ともに三間の単層の堂で、屋根は茅葺き寄棟造りです。正面階段部分の向拝は、江戸時代中期に設けられたものだそうです。正面には桟唐戸が備えられ、側面の前一間は舞良戸(まいらこ)、中の間は板戸、その他は縦板壁となっています。外陣(げじん)は、鏡天井に極彩色で天女図を描き、内陣は来迎柱を立て、その前に極彩色で飾った須弥壇(しゅみだん)を設け、薬師如来像を安置した厨子があります。
千葉県印西市にあるお寺。それほど大きいとも言えないお寺ですが、こちらには千葉県下最古の木造建築といわれる薬師堂があります。茅葺屋根、三間幅の小さなお堂ですが、古くから地元の住民に親しまれて残ったんだろうなぁ、という素朴な魅力を感じさせます。お寺の周りも農村風景が残されていてほっこりする雰囲気です。ちなみにお寺へアクセスする道は車で通るには躊躇するような劇狭な道ですのでお気をつけて。
聖武天皇の天平年間(729年~748年)、行基による開墓と伝わります。文明4年(1472年)に建立されました。中には極彩色で飾った須弥壇を設けられ、薬師如来像を安置した厨子があるそうです。県下でも最古の建立時代の明確な木造建築として大変貴重なものであり、昭和29年(1954年)9月17日に国の有形文化財に指定されました。
北総線印旛日医大駅から歩いて・・・ちょっと遠いか。千葉県下で最古の木造建築物であり、国の重要文化財に指定されている栄福寺薬師堂へ初めてやって来たが、周囲には小さな民家があるが人影が無い。秘仏である御本尊は、薬師堂内の厨子の中に安置されていますが、平成29年に33年ぶりに御開扉を迎えていたが、実はそんなことさえ知らなかった。薬師如来は、病気を平癒し、心身の健康を守ってくださる現世利益の仏様として、信仰されています。
名前 |
天台宗 栄福寺 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0476-33-4714 |
住所 |
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HP |
https://www.pref.chiba.lg.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai/n111-015.html |
評価 |
4.3 |
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こじんまりで優美な印象です。10月初旬に訪問、境内は足の踏み場も無いくらい銀杏の実が落ちてました。未だに残る“本埜村”の表記に感慨深いものが有りました。個人的な重要文化財です。