天平9年の静寂、きつぜんじの魅力。
橘禅寺の特徴
無人のお寺として静かな雰囲気を楽しめる場所です。
天平9年に開基された歴史深い寺院です。
『きつぜんじ』という名称で親しまれている独特の寺です。
作業員の方が土嚢を積んだり土をどけたりしていました。土砂崩れでもあったのかもしれません。鉄筋コンクリのお堂には古い仏像が収まっていて、電気をつけて中を覗くことができます。いずれも素晴らしい作品でした。
無人のお寺さんです。近代的な建物なので、かつての寺院を復元することは叶わなかったのでしょう。近くに住職のお墓があります。真新しい感じの墓石が一つあります。建て直されたものなのか、最近まで住職がいたのか、わかりません。里山の山寺だったような雰囲気です。周辺に墓地が見当たらないので、檀家さんたちはいないようです。管理者がいるのか、近隣住民が手入れしているのか、わかりませんが、荒れ果てているという感じはしません。貴重な文化財があったらしく、強固な保管固の内部に展示してあります。
『きつぜんじ』と呼称する無宗派(単立)の寺院で、天平9(737)年、僧行基によって開基されたと伝えられています。元々は薬師如来を本尊とした寺院でしたが、弘長元(1261)年、お堂もろとも仏像も焼失したため、翌年に再建されたのが現在の薬師三尊です。羽衣広場内に駐車スペースあり、境内にトイレありました。羽衣広場と弟橘媛神社のセットで参詣(拝)しました。
名前 |
橘禅寺 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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少し寂しげなお寺さん。