笛吹神社古墳、歴史の息吹を感じる。
笛吹神社古墳(県指定史跡)の特徴
笛吹神社古墳は約80基からなる古墳群の一部で、歴史を感じられる場所です。
直径20mの円墳で、県指定史跡としての価値があります。
古墳管理者による貴重な見学体験が期待できるスポットです。
奥行き12mもあるならば入り口からでも見てみたかったです。
県指定史跡 笛吹神社古墳葛城山系から東へ派生した低い丘陵上に総数約80基があり、笛吹神社古墳はその古墳群の東端に築かれた円墳である。墳丘規模は、東西約25m、南北約20m、高さ約4mである。埋葬施設は南に開口する横穴式石室であり、玄室の中央に石棺が1基ある。石室は全長約12.5mであり、玄室は長さ約6.0m・幅約2.4m、羨道は長さ約6.5m・幅約1.7mを測る。玄室の壁には1.0~1.5mの花崗岩の巨石を3~4段積み上げ、5枚の天井石が架けられている。石棺は凝灰岩製の刳抜式家形石棺であり、蓋の長辺にそれぞれ2箇所の突起がある。石棺蓋は長さ約2.1m、幅約1.25m、高さ0.6mを測る。6世紀に築造された笛吹神社古墳は、大型の石室に家形石棺をおく葛城地域屈指の後期古墳である。指定年月日:平成10年3月20日。
被葬者:建多析命笛吹神社は、当地を拠点とした笛吹連によって建てられた神社と伝えられています。御祭神の天香山命は笛吹連の祖神で、本殿の背後に当古墳があります。この古墳は、笛吹連の祖・櫂子の父である建多析命の墓であると言われています。拝:2020/11/16
この古墳の玄室を見学する方法は知らないのだけど、大分前に幸運にも巡回で古墳の管理をしている方に遭遇、中を見学出来たけど当時イマイチ熱心さが足りず頭に入ってない。反省。
直径20mの円墳、築造時期は6世紀初頭と推定。埋葬者は不明。笛吹連の祖の父である「建多析命(たけたおりのみこと)」との言い伝えがある。玄室部に家形石棺が安置されているとのこと。以下、「葛木坐火雷神社」Webサイトより。「笛吹神社古墳群(県指定史跡)笛吹神社古墳境内御本殿の傍らに棺槨を完備した円形墳があります。槨は粗質の花崗岩を以って積み、玄室の中央に石棺を置く。棺は凝灰岩で出来ていて蓋の突起が特に大である。横穴式石室は玄室の長さ五.九五米、同幅二.三四米、羨道長さ五.一〇米、同幅一.六米である。又、神域である神山一帯には八十基程の古墳が分布している。」
名前 |
笛吹神社古墳(県指定史跡) |
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ジャンル |
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電話番号 |
0745-62-5024 |
住所 |
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HP | |
評価 |
3.9 |
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笛吹神社本殿より高所にある古墳です。現在は勿論入れませんが、石室までの道のようなものが確認できたので、昔は入れたのでしょうか。