土塁と堀跡が語る、暇修館の魅力。
大窪城跡の特徴
深さ8m、幅12mの堀跡が残る大窪城跡は歴史の宝庫です。
大窪城址の主郭跡には歴史情緒が漂っています。
膨大な土塁が現存し、訪れる人を魅了しています。
現在の暇修館の奥に、土塁や、深さ8m,幅12mの堀跡などの大窪城址がはっきりと残っています。
暇修館に伺った時に館長さん?にわざわざ案内していただき、土塁や空掘等見学させていただきました。本丸跡地に暇修館が建られているようです。建物裏のつつじがとてもキレイだったのが印象的でした。予約なしに伺ったのに丁寧に説明していただき、ありがとうございました。(^○^)
現在暇修館が建っている場所が主郭跡だそうです。主郭以外は宅地や畑地になっていますが、主郭は土塁や堀跡が良く残っています。特に主郭西側の堀跡は見応えがあります。この城は14世紀に陸奥石川氏である石川詮光の三男、茂光が佐竹氏に仕えて大窪氏を名乗り、初代大窪城主になったとされています。ただそれ以前、大掾氏によって築かれたとも云われている様です。その後8代200年に渡って大窪氏が城主として大窪郷を支配したとされています。1602年に佐竹氏が秋田へ転封された際に廃城になりますが、城主大窪久光は反対し車斯忠らとともに水戸城を占拠しようと試みて失敗し処刑されたのだそうです。1839年、大窪氏末裔と思われる大窪光茂から水戸藩に城跡の一部土地を提供されて、郷校である暇修館が設立されます。光茂が初代館主となり、身分を問わず様々な教育を行ったと言われている様です。
どこまで足を踏み入れていいものか分からなかったので遠くから眺めるだけに留めました。なんとなく土塁や虎口かなと思われるものがありました。
名前 |
大窪城跡 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.4 |
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見事な土塁が残っていて土塁ウォークをしていたら民家の裏手に出てしまい、お住まいの方を驚かせてしまった。大変申し訳ありません。