清掃が行き届いた立野神社。
立野神社の特徴
御祭神は級長津彦命・級長戸邊命で風神を祀る神社です。
延喜式神名帳に記載されている立野神社は歴史が深いです。
境内は清掃が行き届いており、安心して参拝できます。
延喜式神名帳の常陸國久慈郡の項に記載のある立野神社、あるいは那賀郡の項に記載のある藤内神社の論社の一社。社伝によると、大同年間の創祀という古社。茨城県の神社らしく、森の中の神社。当地は茨城郡内であったものと思われ、式内社の可能性は低いようだが、雰囲気は古社の佇まい。御祭神は級長津彦命、級長戸邊命となっている。常陸大宮市に級長津彦命と級長戸邊命を祀る立野神社があり、久慈郡の項に記載のある式内社としてはそちらが有力なのだが、当社はそちらからの勧請によるものだろうか。水戸光圀公が編纂させた「新編常陸国誌」では当社のことをタチノ社といい、また鹿島社、谷津の明神ともいい、式内社の藤内神社としている。
立野神社たてのじんじゃ茨城県水戸市谷津町899祭神級長津彦神(しなつひこのかみ)級長津姫神(しなつひめのかみ)イザナギとイザナミの間に生まれた神であり風神ですですから龍田大社(奈良県生駒郡)の祭神でもあります2020/9/7 参詣。
[延喜式内社]常陸國 久慈郡 立野神社[延喜式内社]常陸國 那賀郡 藤内神社。
境内は割と綺麗で、大きい枝などが落ちて無くマメに清掃をされている感じでした。
名前 |
立野神社 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.6 |
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御祭神は級長津彦命・級長戸邊命。大同2(807)年の創建で,以前は鹿島神・谷津明神とも呼ばれ,谷津・大足・田島・牛伏・黒磯・三野輪・三ヶ野の7ヶ村の鎮守とされていたそうです。当社はなんと,二つの式内社(小社)の論社であり,一つ目が常陸國久慈郡「立野神社」で,他の論社として常陸大宮市の「立野神社」(上小瀬)と「天満宮」(赤土町)があり。二つ目が常陸國那賀郡「藤内神社」で,他の論社として市内の「藤内神社」(藤内町)と「有賀神社」(有賀町)があるという複雑さです。しかしそのような論争とはまったく関係なく,のどかな田園風景が広がるこの地において,立野神社の御神域は静かに穏やかに鎮座していらっしゃいます。(2018.12記)