古の神々が祀る 八王子神社の魅力。
八王子神社(鎌田神明宮境外摂社)の特徴
今ノ浦川のたもとに位置する八王子神社は、歴史ある神社です。
承平2年(933年)に建立された伝統美が魅力です。
毎年1月第2日曜日には米とぎ祭りが行われます。
今ノ浦川に架けられた於福橋の東南のたもとに8人の神をまつる八王子神社がある。米とぎ祭りはこの神社で元禄時代から続いている祭りで、毎年1月の第2日曜日、60歳以下の氏子たちが、今ノ浦川に船を浮かべ、ふんどし姿で川の水で米をといで蒸して神前に供える。これをいただくとその年無病息災でいられると伝えられている。1月の寒中、祭りに裸で参加した後に具合が悪くなった人はいない、という話である。
1月第2日曜日に「米とぎ祭り」が行われるそうです。
承平2年(933年)の建立と伝えられるお宮です。御祭神は天之忍穂耳命、天之菩毘能命、熊野久須毘命、多紀理姫命、天津日子根命、活津日子根命、市木島姫命、田紀津姫命の八柱の神様を祀っていることから、八王子神社の名がつけられました。この八柱の神様は、天照大神と須佐之男命が誓約で化生で生まれた神です。この神社は毎年1月第2日曜日に行われる「米とぎまつり」が有名です。当日の朝、村中の男衆が当番の家に集まり、御神酒を頂いた後、下帯ひとつになり、近くの今之浦川に入り、米をとぎます。といだ米は、ふかして強飯にして参拝者に配るそうです。また、笹を借りると言って、境内に生えている笹を持ち帰り、軒下に吊るしておくと、一年間疫病よけとします。翌年の祭りの際に、お返しするという風習があります。
名前 |
八王子神社(鎌田神明宮境外摂社) |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4411172 |
評価 |
3.8 |
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八王子神社(はちおうじじんじゃ)「鎌田神明宮境外摂社」鎮座地 磐田市下太801-1御祭神天之忍穂耳命(アメノオシホミノミコト)天之菩毘能命(アメノホヒノミコト)熊野久須毘命(クマノクスヒノミコト)多紀理比賣命(タギリヒメノミコト)天津日子根命(アマツヒコネノミコト)活津日子根命(イキツヒコネノミコト)市木島姫命(イチキジマヒメノミコト)多紀理比賣命(タギリツヒメノミコト)訪問日 2023/2/11鎌田神明宮の、御厨十七郷十九摂社(現在は二十一摂社)の一社になります。神明宮のホームページによると、こちらの神社は、十九摂社の⑲下太村 八王子神社となります。御厨とは、天皇家や伊勢神宮の荘園(神領地)の事で、台所の敬語表現でもあります。御厨は、現在の磐田バイパス以南の太田川から今之浦川の間の地域で、南は遠州灘までありました。八王子神社は、上記の八柱の神様を祀っている事からつけられた名前です。創建は、承平2年(933年)とされます。毎年1月第2日曜日に行われる「米とぎまつり」は、他では見られない珍しい祭典で磐田市指定無形民俗文化財に指定されています。