思親閣で親を偲ぶ静寂のひととき。
思親閣の特徴
身延山の山頂にあり、日蓮聖人が創建したお堂です。
眺めが良く、清々しい空気に包まれる聖地として知られています。
ロープウェイでアクセスでき、参拝と絶景を一度に楽しめます。
最終のロープウェイで思親閣まで登り、参拝させて頂きました。山並みの桜がとても綺麗でした。
日蓮上人が遠く千葉の方角を望み親を思い、しばし黙祷を捧げた場所として祀られたのが思親閣です。身延山久遠寺本堂西側からロープウェイで頂上まで7分、登山道からは徒歩で2時間半の海抜1,153mの身延山山頂に建立された仏閣です。なるほど山頂展望台からは遠く駿河湾に浮かぶ伊豆半島が望め、その先には房総半島の姿が心中に浮かぶような思いになりました。
日蓮聖人が、遥か遠くの房総半島を望む山の上に建てたお堂。思うに親と書いて思親閣。ロープウェイで山頂まで行けます。降りてから階段も含めて3~4分歩くと到着です。お参りだけでも良いのですが、こちらではご祈祷も頂けます。回向は千円からで、家内安全等のご祈祷は三千円から。三千円以上のご祈祷ですと、下の駐車場の料金が無料になります。受付すると控室に案内されます。山の上なので5月でも寒く、ストーブが点いてました。先の方がいらっしゃったので20分程待ち、準備が整ったようなのでお坊さまに案内いただき本堂の奥へ。見上げる須弥壇の上にお厨子があり、火打ち石で清めた後、御簾をまくり上げて御開扉いただきます。お経が始まるとお焼香のご案内があり、心を込めて三回いたします。その後も丁寧で御心の篭ったお経を20分程いただき、無事に終わります。最初と同じく火打ち石で清めて御簾を下ろして終了です。帰る際に祈祷の種類によって違いますが、木札や紙札を頂戴します。私は千円の回向でしたので【奉 開扉南無日蓮大菩薩 身延山奥の院】と書かれた紙札を頂戴いたしました。一緒に行った会社の上司は三千円の祈祷でしたので木札を頂いてました。物凄く丁寧にお経を上げていただけるので、親を亡くされた方が追善供養で祈祷いただいたり、また親が御健在の方でも、感謝の気持ちを込めてご祈祷していただくのも良いと思います。親を思う為の場所ですので、身延山に伺う際にはお立ち寄りいただければと思います。因みに本堂裏手の見晴らし場所、南アルプスや八ヶ岳、甲府盆地と見渡せるので天気が良ければ絶景が広がってますよ。
身延山久遠寺の裏山である身延山の山頂にある奥の院で、名前の由来は日蓮聖人が山頂にて故郷の千葉県小湊の両親を偲び追慕された霊跡の地であるため「親」を「思」うとして名付けられた。登頂には三門から徒歩で5・5キロメートルか、ロープウェイに乗るかの二通りである。本日はあいにくの雨で山頂からの眺めは絶望的であったが、晴れていれば富士山もくっきり見える。アニメ「ゆるキャン△」でも初詣のシーンがあり、ロープウェイ駅では名物の「くし切り団子」を食べた。販売時にくしの下をハサミで切り落とす事で「苦死(くし)」を切るという駄洒落みたいなものだが縁起物として人気があるらしい。
奥の院だけあって空気が澄んでいました。この日は霧が出ていましたが、かえって幻想的な空間になっておりました。タイムスリップして日蓮聖人が現れるのではないか、と思えるほどでした。
身延山ロープウェイで山頂へ。奥之院思親閣がありました。親への感謝と労いを込めて写経や絵馬を奉納できます。日蓮聖人お手植えの立派な杉の樹もあります。
日蓮聖人と同じく自らの脚によってここに来ることで大いにその功徳を感じることが出来るのでしょうが、ここはロープウェイにて山頂へ。それでもその力強く、そして優しさに溢れる自然の風景は、日蓮聖人が見た景色と眼下の街並み以外はさほど変らないはず。もちろん社殿も荘厳で、奥之院たる雰囲気を醸しています。ロープウェイがあるとはいえ、遠方から来るのはなかなか大変ですが、その価値がある場所ですよ。
身延山奥の院。ロープウェイで麓から7分。観光案内所で割引券をもらえば往復1500円→1300円。頂上からは富士山と富士川、甲府盆地、八ケ岳、天気が良ければ駿河湾も見えるそう。春の特別な御朱印いただきました。
久遠寺奥の院。ロープウェイで行くことが可能です。天気が良ければ富士山が望めます。久遠寺の中でも色々とコラボをしているのは思親閣だけなのかな?
名前 |
思親閣 |
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ジャンル |
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電話番号 |
0556-62-0686 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.4 |
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日蓮聖人が故郷房州小湊の両親と師匠を偲んで登頂した故事に因んで建てられたお堂。境内には日蓮聖人お手植えの見事な杉の大木が歴史とともにパワーを感じられる。