中藤日吉神社近くの赤堀地蔵尊で心癒される散策。
赤堀地蔵尊の特徴
中藤日吉神社近くの赤堀地蔵尊が位置する場所です。
狭山三十三観音吉祥院を散策中に訪れました。
日枝神社の角にあり、幅広い道に面しています。
中藤日吉神社近くに有る赤堀地蔵尊です。
狭山三十三観音吉祥院の辺りを散策している時に訪れました。道の分かれた所にあります。手入れの行き届き、この地域の人達で支えられている地蔵尊だと感じました。
日枝神社の角、番太池方面(かつて存在した勝楽寺という地域:現在の狭山湖西南域あたり)に続く道と、中藤村方面からと横田村方面に続く道の追分に建つ地蔵。きっとかつては村々を行き来する人が多かったのだろう。石碑には「萩尾 赤堀 念仏講中」とあるので、近隣の赤堀地区、萩尾地区の人々が建立したものと思われる。また地蔵などとともに、馬頭観音、おそらくは青面金剛が建っている。それぞれ「高橋源右衛門」氏が願主として名が刻られている。現在でも花が手向けられており、大切にされている様子がうかがえる。
名前 |
赤堀地蔵尊 |
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ジャンル |
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住所 |
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評価 |
3.0 |
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以下に観察情報を記す。右手から。舟型地蔵尊菩薩刻像塔】宝暦四年?月建之銘。造立趣旨は,六十六部廻国供養と見られる。全国を回ったのは,所沢堀之内村の僧侶と見られる。丸彫地蔵尊菩薩】おそらくこれが赤堀地蔵かと思われる。摩耗が激しい。駒型馬頭観世音菩薩文字塔】文化五年十一月建之銘。馬頭観世音を表す「カン」の梵字があり,その下に馬頭観世音と陰刻する。摩耗の激しい天神刻像塔】寛政十一年六月建之銘。塔身上部の梵字から天神の類であることが分かるが,摩耗と剥落が激しく,持物などが分からないため,水天神なのか風天神なのか特定できない。角柱型地蔵尊菩薩刻像塔】文化十年正月建之銘塔身上部に花頭窓があり,そこに合掌型地蔵尊立像が陽刻される。側面に萩ノ尾と赤堀の念仏講によって建てられた旨を刻む。