若狭王の舞と町の天然記念物!
宇波西神社の特徴
宇波西神社は、漁猟や安産の守護神として崇敬されています。
境内には立派な杉や独特の手水口があり、圧倒的な存在感です。
NHKの番組で紹介された若狭王の舞を体験できる貴重な神社です。
古来漁猟又安産の守護神として崇敬されている。若狭町。2022.4.6
レインボウラインから下りて来て偶然気が付き参拝させて頂いた。祭神はウガヤフキアエズノミコトらしい。神社の雰囲気も古い歴史を感じる。調べると4月には有名な祭礼があり、王の舞などがあり賑わうらしい。ウガヤフキアエズノミコトは九州日向から移住してきたのだとか、神武天皇の東征では瀬戸内海側コースだった。神話や伝説での定番的な話はほぼ決まっていても正しい保証は無い。古来、日本は日本海側から発展してきた訳だから、素直に神社の昔からの伝説に歴史の面白さを感じた。
とても清浄な境内は、地元の方々がとても大切にされているのを感じます。ご本殿も立派で威厳を感じるたたずまい。祝詞もよい響きで、心も清らかになります。
こま犬や建築彫刻、写真では伝わらない凄さがあります。アクセスが良いとは言い難いですが、観光地とは違う、地域の聖域。という雰囲気のある神域です。入ってすぐ左手に王の舞の像があります。また、手水口が鵜の口からとなっております。これは伝承の中で、宇波西神社の創建に関わる物で、漁師が湖で鵜に「湖の底で、高貴な方が助けを求められている」と言われ、鵜に導かれて湖の底から宝刀を引き上げ、お祀りした所、夢でお告げがあり、神社の創建に至ったというものがある為かと思われます。拝殿前の鳥居はしめ縄が弛みなく、少し気の張る雰囲気があります。この鳥居を潜り、拝殿前の階段を上り、左奥側へ進むと本殿に抜けられます。本殿前のこま犬は多少の風化が見られ、左右が一般的な配置とは逆の配置になっています。湖や海など、水の多い地域では逆配置が実体験的にも多い気がしますが理由は調査中勉強不足でわかりません。本殿には蜂が多いようで他の方のクチコミでも見かけました。私が鉢合わせたのは刺すタイプではありませんでしたが、蜂のシーズンでは少し気をつけた方が良いかもしれません。
2021年4月NHK番組新日本紀行4Kリメーク版に例祭の舞が登場。三方五湖の中心の神社とのこと。オリジナルは昭和48年放送。日本遺産。
拝殿横の杉が、立派です。天然記念物のようです。御朱印ないです。
境内社がいくつかあり、宮司さんが筆で説明書きされてました。本殿も立派ですが、御神木が見ごたえありました。境内社のうち、小美多麻神社に心ひかれました。
若狭王の舞で有名な神社です。神社は閉まっておりましたがご朱印は気軽に応じていただけました。
手水口の意匠が特徴的。
名前 |
宇波西神社 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
0770-45-0326 |
住所 |
|
HP |
http://www.jinja-fukui.jp/detail/index.php?ID=20160118_113852 |
評価 |
4.0 |
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宇波西神社(うわせじんじゃ)は福井県三方上中郡若狭町気山の県道244号沿いに鎮座する神社です。ご祭神彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊旧社格は式内社(名神大社)延喜式神名帳では名神大社に列し、北陸道の352座の神社の中で唯一、月次・新嘗の幣帛に預る神社となっている。建武・元亀年間の2度、兵火により社殿を焼失した。現社殿は嘉永4年(1851年)に造営されたものである。4月8日の例祭で奉納される「田楽」「王の舞」「獅子舞」「浦安の舞」は、「宇波西神社祭礼」として福井県の無形民俗文化財、国の選択無形民俗文化財である。(2022/10/22撮影)