百年前の歓声が響く、重要文化財!
旧旭東幼稚園園舎 八角園舎の特徴
国指定重要文化財として、明治末の姿を復元した建物です。
八角形の広々とした遊戯室があり、子供に開放されています。
現存する日本で最も古い幼稚園園舎の一つとして貴重です。
元は門田屋敷にあった旭東幼稚園園舎が建替えに伴い、現地に解体移築されたもの、移築に際し当時の記録と照合して、明治末の建築当初の姿に復元されました、国の重要文化財に指定されています当時は屋内保育が普通なので、中心に八角形の広々とした遊戯室があり、十字型に保育室や管理棟が設けられています、設計したのは岡山県工師・江川三郎八で、他にも多くの八角園舎があったそうですが、戦災等で多くが失われました文化財ですが建物は子供の遊戯場として、現在も開放されており(入館無料)、百年前と同じく子供の歓声が室内に響いています。
この園舎に通ってました。懐かしい。
この建物は現存する日本で最も古い幼稚園園舎の一つで、重要文化財として幼稚園園舎が指定されたのは、全国初らしく驚きです。元々は旭川の反対側、門田屋敷本町に建てられていた園舎をこちらに移築復元。瓦と床板以外は当時の資材を使っていて、特に窓ガラスは、明治から大正にかけて作られた板ガラスで、現在のように精巧ではなく、よく見ると歪みがあり、当時の職人の手作りの温かみが伝わってきます。外観のピンク色の部分は、修復の際に塗り直されたとのことですが、建物によくマッチしていて違和感を感じさせません。設計は江川三郎八で、「江川建築」は今でも岡山県内に20以上現存しているとのこと。他の作品も是非見てみたいものです。この建て方は、江川式のステックスタイルと呼ばれていて、外観と室内の全てから、木の温もりが感じられるのが特徴。今でも褪せないのは素晴らしいです。そんな歴史的にも建築的にも素晴らしい園舎ですが、何より、今も幼児や児童施設として使われていることが素晴らしく、岡山県が「教育県」と呼ばれた伝統と精神は連なっているなと感じました。
名前 |
旧旭東幼稚園園舎 八角園舎 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
086-226-2434 |
住所 |
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HP |
http://www.city.okayama.jp/kyouiku/bunkazai/bunkazai_00018.html |
評価 |
3.4 |
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国指定重要文化財(建造物)です。岡山市立中央図書館の隣に、あります。なので…駐車場🅿は中央図書館の駐車場🅿が使えます。1時間半まで…無料🆓です。