上小杉八幡宮の静けさ、心が和む場所。
上小杉八幡宮の特徴
上小杉八幡宮は上小杉村の氏神として歴史がある神社です。
寂しさを感じる風情が漂う厳かな空間です。
静岡県焼津市の隠れたスポットで独特の雰囲気があります。
寂れています。
名前 |
上小杉八幡宮 |
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ジャンル |
/ |
住所 |
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HP |
http://www.shizuoka-jinjacho.or.jp/shokai/jinja.php?id=4407218 |
評価 |
4.0 |
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上小杉八幡宮は旧志太郡上小杉村の氏神である。建長二年(1250)、諸国巡遊中の北条時頼に村民が氏神の勧請を言上し、鶴岡八幡宮からの分祀が許されたという。境内の形象や社殿は鶴岡八幡宮を模して造営されたといい、放生池の源平池が今も残る。また、特殊神事として流鏑馬、承久以来の旧式と称する神相撲が伝わる。境内社に熊野神社、社護神社、津島神社、稲荷神社、宗像神社がある。このうち熊野神社については弘安年中(1278~1288)から奉斎と伝わるが、他の境内社の由緒については、元禄期に神社及び神官宅が火災に遭い旧記を失ったため、不明である。なお、社護神社の祭神は大名牟遅神、小名毘古那神とされる。(「大井川町の民俗芸能」、「大井川町史」、「静濱村誌」、「志太地区神社誌」)上小杉八幡宮は平成二年に火災により全焼し、現在の社殿はまだ新しい。由緒書等はないが、境内社殿には社名が明示されている。当地は駿河国で最初に成立した御厨とされる小杉御厨に当たると考えられており、以前は八幡宮に神明宮も併斎されていた。神明宮は平安末期までに成立したとされる御厨当時からあったものと考えられ、その後八幡宮を併斎したのだろう。神明宮は元禄年中に下小杉へ奉遷後、再び当社に合祀されたが、昭和六年に再度下小杉津島神社(天満宮)に奉遷。その後は廃社扱いになってしまったようだ。こうした経緯は当社の中世創建伝承を裏付ける。