忘れてはいけない対馬丸の歴史を。
対馬丸記念館の特徴
学童疎開時に米潜に撃沈された対馬丸の記念館です。
沖縄の負の歴史を語り継ぐ重要な場所です。
戦争の悲惨さを感じる展示がある小ぢんまりした博物館です。
小学校低学年の時に学校で観た映画「対馬丸」 恥ずかしながら沖縄の話というのは全く記憶していませんでした。レンタカーで那覇市内を走行中に偶然看板を見かけ、言葉が適当でないかもしれませんが、懐かしく思って入館。近くにビーチがあるためか駐車スペースが見つからず、コインパーキングを利用しました。チケット売場の係員の女性に丁寧な説明を受け、映画 対馬丸を鑑賞して90分程の見学。幼かったとはいえ、自分は何も知らずに生きてきたんだな、と反省。きれいな沖縄観光のみならず、こういった歴史を知る事の大切さが身に沁みました。
2024年の4月に行きました。入場料¥500過去にこんなことがあったなんて知りませんでした。自分が知らないだけでほかにもいろんなことがあったかもしれないと思うと怖いですね……。館内は写真撮影OKな場所とNGな場所があるので確認した方がいいです。
展示掲示は少なく小ぢんまりした博物館ですが、負の歴史遺産として語り継がないといけないものです。戦争は非戦闘員であっても死の危険が常に近くにある。何もできないのに死の危険だけある。理不尽なことこの上ない。ということがよく分かる場所です。
ひめゆり祈念資料館や、平和記念資料館が有名ですがこちらも戦争の悲惨さを痛感する資料館です。沖縄から九州へ疎開に向かう途中、子供たちを乗せた船がアメリカ軍によって沈められました。狭い船内に閉じ込められて沈んで行った気持ちを考えると、胸が締め付けられました。
ひめゆりの塔も沖縄観光のメインですが、ここの対馬丸記念館も是非訪れたいところです。昭和19年8月21日学童集団疎開で1.800人近い乗客がアメリカの潜水艦から攻撃されて約8割の人が犠牲になった。犠牲者の遺影、遺品が展示されていましたが涙が止まりません。
戦時中に起きる幾多の悲劇に大小は決して無いが、船は軍艦では無くれっきとした民間船であり、犠牲となった乗船者の多くが子供達となれば感情がより高ぶる。1997年には探索調査で船影が捉えられているも引上げは不可能との政府回答。当館は2004年開館と決して古く無い事が不思議で、撃沈から60年も経て開館した事は生存者や遺族にとっては、その間も苦しい時間を過ごしたかと思うと戦争被害が及ぼす影響の規模や時間の大きさや長さを再認識させられる。
昨日訪問させていただきました。終戦後8年経ってうまれましたが、まだまだ戦後の影響が感じられた幼少期を思いだし、改めて平和のありがたさ、犠牲になられた方の思いを大切にして生きて行こうと心を新たに致しました。いまある恵まれた環境のうえに胡座をかかずに遠い昔にも思いを馳せたいと思います。ありがとうございました。
沖縄を訪れる方、時間があれば行って頂きたい。言葉では表現出来ないな~
学童疎開時に米潜に撃沈された対馬丸の記念館。こういう所は小中学校の授業でどんどん見せるべき。
名前 |
対馬丸記念館 |
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ジャンル |
/ |
電話番号 |
098-941-3515 |
住所 |
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HP | |
評価 |
4.3 |
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昨年行きました。児童の疎開で沈没した船、助かった人も戦争の理不尽さを思いながら生き抜かれたと思う。戦争の恐ろしさ、理不尽さ、絶対に阻止する必要がある。今の平和が危うい感じを受けるからこそ若い人達に見てもらいたい。