父島の二見港、感動の見送り。
小笠原二見港船客待合所の特徴
おがさわら丸からはじま丸への乗り換え時にはお弁当を早めに購入が必須です。
小笠原の父島の玄関口として地元の人々に盛大な歓迎を受ける場所です。
港からは船の離着岸を見られる感動的な光景が楽しめます。
【2024年12月】父島の玄関口である二見港の待合所です。到着すると宿の人たちがホテルの名前が書いてあるプラカードを持って待っています。やっぱり日本各地にある客船の港とは雰囲気が違います。東京竹芝桟橋から父島にやってくる唯一の方法が「おがさわら丸」で観光客と島の生活物資を満載してやって来ます。このサイクルは概ね6日毎であって、いつものこととはいえ、島の人たちには毎回の重要なイベントになっているようです。「二見港」(ふたみこう)という名称はこの湾内にある大小の岩(いわゆる夫婦岩)に因んでいるようですが、同じような夫婦岩がある三重県伊勢市の二見浦に似ているということで、幕末にあの有名な咸臨丸に乗ってやって来た外国奉行によって名付けられたとのことです。この日は12月の中旬ですが、前日に出港した竹芝桟橋では6℃前後の気温に厚着をして震えていたのに、ここではもう20℃を超えていて、島の人たちはほとんど半袖です。沖縄とはまた違った雰囲気の亜熱帯リゾート地の始まりがここにはありました。
父島の二見港からの見送り風景は、父島の風物の一つになっています。15時に出航するのですが、1時間以上前から見送りの方が集まってきます。14時20分には、等級順に乗船が開始されました。お客さんの中には、内地に転勤する方がいらっしゃるようです。警視庁の警察官や海上保安庁の方も転勤で何人か乗船されるようです。竹芝桟橋出航の時と同じように5分前にタラップが外されました。タラップが外し終わると、見送りの方が船の方に近づいてきてくれました。パフォーマンスを披露する方や、友人や同僚や宿の方が手を振ってくれています。少しずつ船が離れていくと、大きな声で「また来てね!」と。おがさわら丸が離岸すると、後ろから船が近づいてきました。宿やツアー会社の船が、見送りに来てくれるんです。見送りの船が船団になって追いかけてくれます。出航して15分くらい見送っていただきました。少しずつ見送りの船が止まり、船から飛び込んで手をふってくれます。最後には海上保安庁の船が見送ってくれました。転勤される同僚の方への挨拶をされているように見えました。多くの方の見送りを受けて、目頭があつくなってしまいました。
おがさわら丸からははじま丸に乗り換える間にお弁当を購入することが出来るが、用意されてる個数が少ないため早く購入しないと無くなってしまうので注意。待合所自体は十分綺麗。
小笠原諸島の玄関口。本土から24時間かけて到着するのはここですし、逆に本土に向けて24時間の船旅の起点もここ。到着時は島特有の気候を肌で感じ日本にこんな植物とか風景あるの?って感じで感銘を受け、また出発時は島民の皆様の「行ってらっしゃい」に感動。何回行っても良いところだと思います。船待としたはこの規模感にしては座れる席も少なく中はかなり混雑するのが難点。また簡易なお土産屋もありますが現金のみです。尚、一見関係なさそうなアップルパイの写真はおがさわら丸内ラウンジのメニュー。個人的に大ヒットでしたので載せておきます。
お見送りは、凄いです。宿の方々やツアーガイドのみなさんがお見送りをしてくれます。船が出向すると、多くのツアーガイドの船が港の外まで並走してくれます。最後は、乗っていたガイドさんが海に飛び込んで手をふってくれます。
おが丸利用時に必ずお世話になる場所。離島の待合所としては広いほうだと思いますが、椅子とか少ないので乗船までゆったりくつろげる雰囲気ではありません。必然的に椅子の争奪戦になります。建物内にトイレと飲み物の自販機(1台)あり。また観光協会の窓口と七島信用組合の銀行系atmコーナがあります。出港日には待合所内にpみやげやさんも時間限定でオープンします。一通りなんでもある印象ですが、価格は街中よりちょっとお高め・・・て感じです。(ここも早く行かないと売り切れる商品も出てきます)
座るとこは少ないので座って待ちたい方は早めに行くことをおすすめしますが、早く行っても見るとこもやることもありませんのでギリギリに行くのがベストです。出港後はお見送りしてくれます。また来ようと思えます。
12月に小笠原に行きましたが暖かくシュノーケリングも楽しめました。大陸に近い沖縄よりだいぶ暖かいです。島の方々の歓迎は嬉しく、島を離れる時は盛大に見送っていただけ感激しました。
「おかえりー」まだ父島に到着する前から船が併走してこちらに向かって手を振ってくれていた。小笠原といえばお見送りは知っていたがお迎えにもくるんだなと、そしていよいよ長い航海を終えて小笠原に上陸できるんだなとちょっと興奮してきた。着いたときは宿泊先のお迎えを探すくらいで待合所はほぼ素通りで、旅立つときは乗船までの待ち時間があるため座りたい人は早くから座席を確保することが大事だと思います。「いってらっしゃい」島民のお見送り。船の併走。そしてダイブ。色んなところを旅してきたがまた来たいと思える場所だった。
名前 |
小笠原二見港船客待合所 |
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ジャンル |
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住所 |
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HP |
https://www.soumu.metro.tokyo.lg.jp/07ogasawara/island_resident/harbor.html |
評価 |
3.8 |
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入港時は宿の方がプラカードを持って待っていてくれます。出港時の名物見送りは、自分に対して見送っているのではないと分かってはいてもやはり感動しました。いってらっしゃいと見送ってくれたからには、またただいまをしに来ないとなと決意を新たに。